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琴や太鼓に対応し、ビートシーケンサーも強化した新「GarageBand」

 アップルは2日、iOS用の音楽制作アプリ「GarageBand」のメジャーアップデートを実施した。最新のVer.2.3では、新たにGarageBandサウンドライブラリを追加し、新しい楽器やループを収録したサウンドパック(無料)を選んでダウンロードできるようになった。

琴や太鼓に対応し、ビートシーケンサーも強化した新「GarageBand」 GarageBand 2.3にサウンドパック追加
GarageBand 2.3にサウンドパック追加

 サウンドパックの追加により、ビンテージドラムマシン風の新しいビートシーケンサーインストルメントを楽しめるようになる。

 サウンドパックには、多彩なTouchInstrument、Apple Loops、Live Loopsのテンプレート、ギターや楽器のプリセットなどが含まれている。サウンドライブラリにはGarageBand内の複数の場所からアクセス。初期導入されるサウンドパックは、FutureBass、レゲトン、ビートシーケンサーのキット、ギターアンプの設定(音色)など。サウンドパックは、Appleより定期的にリリースされる。

 新しいソフトウェア音源のビートシーケンサーも搭載。電子ドラムキットのコレクションから、気に入ったドラムサウンドを選択し、複数のドラムやパーカッショントラックを個別にコントロールできるステップシーケンサーのインターフェイスを使いながら、グルーブを組み立てたり編集できる。ドラムキットは12種類で25種類のビートパターンを活用できる。

 また、Touch Instrumentを通じてアジアの音色、伝統的な和楽器の琴や太鼓、中国の古筝(こそう)も体験可能。マルチタッチのジェスチャーで、弦をはじいたり、たわませたり、個々の太鼓の異なる部分を鳴らすなど、表現力にあふれた演奏が行なえるという。

琴や太鼓に対応し、ビートシーケンサーも強化した新「GarageBand」 和太鼓
和太鼓
琴や太鼓に対応し、ビートシーケンサーも強化した新「GarageBand」 琴の体験も
琴の体験も

 GrageBand 2.3の利用環境は、iOS 11のiPhone 5s以降、iPad mini 2以降、第6世代のiPod Touch。