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JBLスピーカー名機が復活「L100 Classic」。レトロデザインに新開発ユニット

 ハーマンインターナショナルは、JBLを象徴する1970年発売のスピーカーを現代風にアップデートした新機種「L100 Classic」の発売を決定。CES 2018に出展した。'18年春の発売予定で、価格はペアで4,000ドル。

JBL L100 Classic(別売スタンド装着時)

 プロ用モニター「JBL 4310」のコンシューマ版モデルとして1970年に発売され、JBLのベストセラーとなった3ウェイブックシェルフスピーカー「L100」。2016年に発売された70周年記念の「4312SE」に続き、L100も最新版となって復活することが決定した。なお、オリジナルのL100は1970年にシカゴで行なわれたCESで発表されたという。

 1970年代スタイルのレトロなデザインを継承し、JBLのアイコンであるQuadrex foamグリルを3色(ブラック、オレンジ、ブルー)から選択可能。エンクロージャは、側面や天板などにウォルナットを使用。

グリルを外した状態

 ユニットは現代のものを採用。ウェーブガイドを備えた25mm径のチタンドームツイータ「JT025Ti1」と、125mm径のピュアパルプコーンを用いたミッドレンジ「JM125PC」、ホワイトのピュアパルプコーンを用いた300mm径ウーファ「1200FE」で構成。フロントにバスレフポートを備える。スピーカー端子は金メッキのバインディングポスト。

 外形寸法は約39×35×64.7cm(幅×奥行き×高さ)。縦置き/横置きに対応する。メタル製でブラックのスタンドも別売で用意。価格は500ドル。

特徴的なQuadrex foamグリルはブルー、オレンジ、ブラックの3色
短時間だけ試聴したところ、クラシックな外観とは裏腹にタイトかつパワフルな現代風のサウンドに仕上がっており、今のシステムにも合いそうだ
JBLのスピーカーは、サウンドバーの両端を切り離してワイヤレスのリアスピーカーにもできるユニークなモデル「JBL Bar 5.1」などを展示
ハーマンが米国で販売中で、日本でも今後発売予定となっているREVELブランドのスピーカー