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JBL、銘スピーカーを復活させた「L100 Classic」の小型版「L82 Classic」。ペア約25万円

ハーマンインターナショナルは、JBLブランドの新製品として、クラシカルなデザインに最新技術を組み合わせた人気スピーカー「L100 Classic」の弟分となる、「L82 Classic」を発表した。価格や発売時期は未定だが、ペアで25万円前後で発売予定。発売時期は「2020年前半には登場する」という。組み合わせるスタンド「JS-80」はペアで3万円前後の見込み。

「L82 Classic」

「L100 Classic」は、スタジオモニターのクオリティを持つ家庭用スピーカーとして設計された往年の銘機「L100 Century」のデザインは維持しつつ、最新のユニットなどを投入、「単純な復刻モデルに留まらない新世代のスピーカーシステム」として開発された。弟分の「L82 Classic」も、同じフィロソフィーで開発されたが、大きく、重い「L100 Classic」をよりコンパクトに、設置しやすくしたという。

左から「L100 Classic」、「L82 Classic」
左から「L100 Classic」、「L82 Classic」
「L100 Classic」
「L82 Classic」

「L100 Classic」は300mm径のウーファなどを採用した3ウェイだが、弟分の「L82 Classic」は200mm径ウーファーを搭載した2ウェイのブックシェルフになっている。ツイーターはL100 Classicと同じものを使っており、振動板にはチタンのドーム型を使っている。前面に高域のレベルコントロールノブも搭載している。

「L82 Classic」
「L82 Classic」の背面

ウーファーユニットには、ロングボイスコイルと厳選されたパーツで構成される強靭な磁気回路を採用。

L100 Classicと同様に、グリルネットはブラック、オレンジ、ブルーから選択できる。

組み合わせるスタンド「JS-80」
JBLのスピーカーを手掛ける、チーフエンジニアのクリスヘイゲン氏がビデオレターで概要を説明