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スカイツリーに、ドコモ5G体験空間「PLAY5G」。ARでカーレース観戦や8K VR

 NTTドコモは、第5世代移動通信方式(5G)を活用した未来のサービスやコンテンツを体験できる常設展示スペース「PLAY5G 明日をあそべ」を、東京スカイツリータウン内に4月20日オープンする。カーレース映像にAR(拡張現実)で情報を重ねてモータースポーツの新しい楽しみ方を提示する「ジオスタ」などを体験できる。入場無料で、営業時間は10時~21時。

スポーツ視聴コンテンツ「ジオスタ」の展示(「PLAY5G 明日をあそべ」ではフォーミュラカーの展示はしない)

 場所は商業施設「東京ソラマチ」のイーストヤード5階 ジャパンエクスペリエンスゾーン イーストヤード9番地。2019年3月31日までの期間限定で営業する。

 ドコモでは、5Gの高速・低遅延・高信頼化・多接続が可能といった特徴を活かし、ロボットの遠隔操作や、自由視点映像によるスポーツの高臨場観戦、VR/ARによるリアルタイムコミュニケーションなど、パートナー企業と連携して新たな活用方法を検討している。来場者は「PLAY5G」で、2020年代に実現するそうした5Gの世界の一部を体験できる。

 AR技術を活用したスポーツ視聴コンテンツ「ジオスタ」は、来場者がスマートフォンやスマートグラスを使い、テーブル型モニターの上に立体的に現れたサーキットコース上で繰り広げられるフォーミュラカーのバトルを俯瞰的に楽しめる。

 建設機械の遠隔制御も体験可能。工事現場の大型建設機械を模したコクピットで映像を見ながら、5Gによる遠隔制御で無人ショベルカーが作業する様子を疑似体験できる。

建設機械の遠隔制御体験

 「Free View Point Live」は、多数のカメラ映像を使ってリアルタイムに人物を3D CG合成し、5Gで伝送するシステム。遠隔地にいる人がその映像を自由な視点からリアルタイムに鑑賞できる。ディスプレイに映ったインストラクターに合わせて踊るダンス体験や、その様子をヘッドマウントディスプレイでさまざまな視点からリアルタイムに鑑賞する体験が楽しめるという。

Free View Point Liveのイメージ

 8KパノラマVRは、離れた場所にいても5Gで高品質で臨場感あるスポーツやライブ映像、観光風景を体験できるパノラマ映像視聴システム。和洋の舞踏と音楽をミックスした映像と、沖縄の風景をバックにした伝統芸能の映像を、立体音響を使った音声とともに、高精細ヘッドマウントディスプレイによる8K360度の高画質で楽しめる。

8KパノラマVR