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ソニー、3.7万円の電子ペーパー腕時計「FES Watch UL」発売。公認デザインも
2018年10月17日 12:03
ソニーは、電子ペーパーを採用し、デザインをカスタマイズできるディスプレイウォッチのエントリーモデル「FES Watch UL」を17日に発売した。価格は37,000円。また、上位機「FES Watch U」のカスタマイズデザインを手がける、32組の公認クリエイターと、そのデザインも発表された。順次、FES Watchへダウンロードできるデザインデータを配信する。
FES Watch UL
FES Watch Uと同様に、文字盤とベルトが一枚の電子ペーパーで出来ている腕時計。ボタンを押すだけで簡単に文字盤とベルトのデザインを切り替えられる。ULは、バンド色にグレーを採用。柄を際立たせるシンプルなフェイスのデザインと落ち着いたトーンのグレーのバンドの組み合わせで、「上品なフォーマルスタイルから、モードやカジュアルなどの個性的なスタイルまで、シーンやスタイルを問わず着用できる」という。
本体に、2種類の文字盤とベルトのデザインをプリインストール。本体内に最大24種類まで追加できる。
専用のスマートフォン向けアプリ「FES Closet」と連携し、GASIUS、HOMEWORK、MIKITYPE、YOSHIROTTENなど、国内外のクリエイターとのコラボレーション柄を含む、100種類を超えるデザインを無料でダウンロードできる。スマホで撮影した写真や、スマホ内の画像を使い、オリジナルのデザインを作成する事もできる。
FES Watchのデザインを手がける公認クリエイター32組
ファッションのデジタル化を掲げるソニーの「Fashion Entertainments」(FES)で実施した、クリエイター公募プロジェクト「Sony’s FES Watch U Creative Festival」。「FES Watch U」のデザイン柄を募ったもので、「多様性」をデザインテーマとして選考が行なわれた。
その結果、公認クリエイターとして選ばれたのは、グラフィックデザイナーの小木央理、漢字フォントを手掛ける真四角、ドローイング作家の小川敦生、アートユニットskydiving magazine、ファッションテックデザイナーのolga、ファッションブランドミフレルのトモアキ・リュウなど、全32組。
10月17日に配信される柄は、「Kakoi」と「FENCES」など全6種類。