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ZERO AUDIO、カーボンやジルコニア採用のハイレゾイヤフォン。M-DOCK着脱

協和ハーモネットは、ZERO AUDIO(ゼロオーディオ)ブランドのハイレゾイヤフォン4製品を2019年秋に発売する。CARBOシリーズ1機種と、ZIRCOシリーズ3機種を用意し、価格はオープンプライス。店頭予想価格は「CARBO DUOZA II」が12,000円未満。

CARBO DUOZA II(M-DWX20-CD)

    ZERO AUDIO新製品:店頭予想価格
  • CARBO DUOZA II(M-DWX20-CD):12,000円未満
  • ZIRCO DUOZA III(M-DWX30-ZD):12,000円未満
  • ZIRCO TENORE(M-DX200-ZT):10,000円未満
  • ZIRCO BASSO(M-DX210-ZB):10,000円未満

いずれも「M-DOCK(エム ドック)」システムと名付けられたリケーブル機構を備えており、MIL規格準拠で信頼性の高いMMCXコネクターと、伝送ロスが少ない左右独立型OFC(無酸素銅)パラレルケーブルを採用。Y型で長さは1.2m。入力はステレオミニのストレートプラグで、削り出しアルミニウムカバーを備える。左チャンネルの3点識別ドットや、M-DX200-ZTとM-DX210-ZBに同梱の「L-marker」で左右を分かりやすくした。

「ワイヤレス接続をはじめとする多彩なインターフェイスへの対応が大きな特長」としており、後日改めてM-DOCKシステムの関連製品を発表するという。

MIL規格準拠のMMCX端子を採用した「M-DOCK」システム

CARBO DUOZA II(カルボ デュオザII)

2基のダイナミックドライバーを搭載。カーボンと削り出しアルミニウムを使った複合強化ボディー「コンポジットハウジング」と、新開発のフロントドライバーの組み合わせにより、最高70kHzの再生周波数帯域を実現し、「パワフルな重低音から繊細な高域まで奥行きを持たせ、臨場感豊かな再生音」が特徴だという。

再生周波数帯域は6Hz~70kHz。インピーダンスは18Ω、出力音圧レベルは98dB/1mW。ケーブルをハウジング側面にレイアウトした「SSR(Side Strain Relief)デザイン」により、最適なウェイトバランスで安定した装着感を可能にしたほか、耳への着脱もスムーズに行なえるという。重量は約8.7g(ケーブルを除く)。S/M/Lの3サイズのイヤーピースと、キャリングケースやクリップ等が付属する。

ZIRCOシリーズ3機種

ZIRCO DUOZA III(ジルコ デュオザIII)は、2基のダイナミックドライバーを搭載。CARBO DUOZA IIとは異なるフロントドライバーや、ジルコニアハウジングを採用し、最高70kHzの再生周波数帯域を実現。不要な共鳴振動を低減してクリアな再生音が楽しめるとする。SSRデザインも採用した。

再生周波数帯域は6Hz~70kHz。インピーダンスは18Ω、出力音圧レベルは98dB/1mW。重量は約12.9g(ケーブルを除く)。

ZIRCO DUOZA III(M-DWX30-ZD)

ZIRCO TENORE(ジルコ テノーレ)は、同社のロングセラーイヤフォン「CARBO TENORE」(カルボ テノーレ)の設計と音質を見直し、ハイレゾ対応にアップグレードした新製品。「表情豊かな中低域再生」を特徴とする超小型マイクロドライバーを搭載する。

コンパクトなジルコニアハウジングで遮音性やフィット感を高め、コバルトブルーの削り出しアルミニウムをアクセントカラーとして配置した。再生周波数帯域は8Hz~40kHz。インピーダンスは16Ω、出力音圧レベルは102dB/1mW。重量は約5.9g(同)。

ZIRCO TENORE(M-DX200-ZT)

ZIRCO BASSO(ジルコ バッソ)は、ロングセラー「CARBO BASSO」(カルボ バッソ)の設計を見直してハイレゾ仕様にしたイヤフォン。「量感ある重低音と澄んだ中高域サウンド」が特徴とする。

ジルコニアハウジングにルビーレッドのアルマイト処理アルミニウムを組み合わせた。再生周波数帯域は6Hz~40kHz。インピーダンスは16Ω、出力音圧レベルは102dB/1mW。重量は約7.5g(同)。

ZIRCOシリーズは3機種とも、S/M/Lの3サイズのイヤーピース×2と、キャリングケースやクリップなどが付属。さらにZIRCO TENOREとZIRCO BASSOには、M-DOCKシステムによるリケーブル時に左右イヤフォンのケーブルを分かりやすくする「L-marker」も同梱する。

ZIRCO BASSO(M-DX210-ZB)