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ZERO AUDIO、接続方式を変更できる5ウェイのハイレゾイヤフォン5種
2020年10月29日 14:00
協和ハーモネットは、「ZERO AUDIO」ブランドが10周年を迎えることを記念し、さまざまな有線インターフェースやワイヤレスレシーバーに対応するケーブルドッキングシステム「M-DOCK」を搭載した5ウェイ×5モデルのハイレゾイヤフォンの先行予約を、クラウンドファンディングサイト「Makuake」で開始した。価格は13,360円(税込)から。12月末までに配送予定。
「M-DOCK」は、MIL規格に準拠した国内メーカー製MMCXコネクタをキーコンポーネントとするシステム。一般的なMMCXコネクタ搭載イヤフォンと異なり、ケーブルの途中にMMCXコネクタが備えられており、利用シーンにあわせて有線接続やワイヤレス接続を任意に変更できる。
また、MMCXコネクタをイヤフォンから離れた位置に配置することで、イヤフォンを小さく軽量にできるほか、トラブル発生時、問題部位を容易に特定・交換できるというメリットもあるという。
イヤフォン部は、5種類のハイレゾ対応モデル「ZIRCO TENORE」、「ZIRCO BASSO」、「ZIRCO NERO」、「ZIRCO DUOZA III」、「CARBO DUOZA II」から選択可能。いずれもメインボディにジルコニアやカーボン素材を採用している。
「ZIRCO TENORE」は、中低域再生が得意な超小型マイクロスピーカーをカスタマイズして搭載。濃密なハイレゾ音源をバランスよく再生するという。コンパクトなジルコニアハウジングを採用し良好な遮音性とフィット感も実現。アクセントカラーとしてコバルトブルーの削り出しアルミニウムが配されている。
再生周波数帯域は8Hz~40kHz。インピーダンスは16Ω、出力音圧レベルは102dB/1mW。重さは5.9g(コード除く)。
「ZIRCO BASSO」は、「量感ある豊かな重低音と澄んだ中高域ハイレゾサウンドをダイナミックかつ臨場感豊かに奏でます」とするモデル。ジルコニアの漆黒フォルムと、削り出しアルミニウムに施されたルビーレッドのアルマイト処理とのコントラストで高級感を演出している。
再生周波数帯域は6Hz~40kHz。インピーダンスは16Ω、出力音圧レベルは102dB/1mW。重さは7.5g(コード除く)。
「ZIRCO NERO」は、低音から高音までバランスよく奏でるというモデル。流線型の艷やかなジルコニアハウジングも特徴。再生周波数帯域は4Hz~40kHz。インピーダンスは16Ω、出力音圧レベルは101dB/1mW。重さは8.5g(コード除く)。
「ZIRCO DUOZA III」は、ジルコニアハウジングに2種類の異なるスピーカーをタンデムマウントしたデュアル・ダイナミック型モデル。パワフルな重低音から繊細な高音域まで再生できるという。ケーブルをイヤフォン筐体サイドにレイアウトして安定した装着感を実現した「SSRデザイン」を採用している。
再生周波数帯域は6Hz~70kHz。インピーダンスは18Ω、出力音圧レベルは98dB/1mW。重さは12.9g(コード除く)。
「CARBO DUOZA II」は、2基のダイナミックドライバーをタンデムマウントしたモデルだが、DUOZA IIIとは異なるフロントスピーカーを、カーボンハウジングに搭載している。ケーブルを筐体サイドに配する「SSRデザイン」も採用。
再生周波数帯域は6Hz~70kHz。インピーダンスは18Ω、出力音圧レベルは98dB/1mW。重さは8.7g(コード除く)。
ワイヤレスレシーバーはネックバンド型で、形状記憶合金を内蔵。付属の専用キャリーバッグに簡単に収納できる。クアルコム製「QCC3005」チップを搭載し、Bluetooth 5.0に準拠。コ-デックはSBC、AAC、aptX、aptX LLをサポートしている。
有線ケーブルは、いずれも無酸素銅導体とソフトなパラレルコードを採用。プラグタイプは3.5mmステレオミニ、4.4mmバランス、USB Type-Cの3種類。USB Type-C出力端子モデルは24bit/96kHzの再生に対応したDACを内蔵する。
Lightning to 3.5mmステレオミニの変換ケーブルも用意されるが、このケーブル単体ではM-DOCK対応イヤフォンと接続はできない。
イヤフォンを購入すると、バネ蝶番式のスチールハード製ケース「BANECHOS」または「BANECHOL」がプレゼントされる。