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ケンウッド、ハイレゾ/地デジ対応「彩速ナビ」。6.5万円から
2020年1月9日 18:56
JVCケンウッドは、ケンウッドブランドのAVナビゲーションシステムTYPE Sシリーズ3製品を1月中旬に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は、8型ディスプレイの「MDV-S707L」が 85,000円前後、7型で200mmワイド対応の「MDV-S707W」、7型の「MDV-S707」が65,000円前後。
新TYPE Sシリーズでは同時発表された同社の2カメラドライブレコーダー「DRV-MN940B」との連携に加え、3Dランドマークを表示する機能3Dポリゴンランドマーク表示、フリック操作に対応したHOME画面など、同社上位モデルに搭載していた機能と操作性を備えた。
3モデル共通で、軽荷重抵抗膜タッチパネルに光沢処理を施した液晶パネルを採用。パネル解像度は800×480ドット。地図描画が美しく、視認性に優れた高画質を実現したという。
デュアルコアCPUを用いた「ジェットレスポンスエンジンIII」を搭載。フリック、ドラッグなどスマートフォン感覚でタッチ操作でき、地図スクロールや画面切り替え、3D表示など、ナビゲーションしながら動画再生するといった高負荷処理もスムーズに行なえるとしている。独自のデータ圧縮技術「S3フォーマット」も採用し、HDDナビと同等レベルの大量のナビデータをスムーズに活用できるという。
FLAC、WAV(192kHz/24bit)などハイレゾ音源の再生に対応。
ビット拡張、周波数帯域拡張、波形補正を行なう事で、録音時に失われた信号成分を補完再生する「K2 TECHNOLOGY」もサポート。様々なディスクメディアや圧縮フォーマットを高音質化して再生できる。
OFDM復調IC採用や、専用シールドでデジタル基板からの放射ノイズ漏れを排除するなど、電波が弱くてもクリアな受信が可能な「広感度地デジチューナー」を搭載。
「マルチAVブラウザ」を搭載し、内蔵メモリやUSBメモリ、SDカード内のすべての音楽/動画を横断的に、「アーティスト名」、「アルバム名」などで検索可能。ソース切り替えをせずにスピーディーに聴きたい音楽や動画を選んで再生できる。
Bluetoothを装備し、iPhone、iPodなどデジタルオーディオ機器に収録した音楽をナビ本体で再生可能。コーデックはSBC、AAC。プロファイルはHFP、PBAP、A2DP、AVRCP、SPP、PAN。
DVD-R/RWのVR(Video Recording)モードや、著作権保護技術CPRMに対応。映画DVDだけでなく地上デジタル放送番組の録画ディスクも再生できる。
CDから内蔵メモリ、SDカードに最大約4倍速で標準/高音質/ロスレス録音が可能。なお、録音中は、AVマルチブラウザ、地上デジタル放送、録音先ソースは選択できない。
走行速度とAV音量に連動してリアルタイムに音質の自動補正ができる「Drive Equalizer+」や、リスナーの正面に音像イメージを設定できるという「フロントフォーカス調整」、運転席以外の人の眠りを妨げずに音楽が楽しめるという「パッセンジャースリープ」などの音質補正機能も備える。
また、ハイレゾ再生非対応のワンセグチューナー内蔵エントリーAVナビゲーション「MDV-L407」と、200mmワイドの「MDV-L407W」は2月中旬に発売。両モデルとも価格はオープンプライスで、店頭予想価格は55,000円前後。