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ゼンハイザーの完全ワイヤレスが進化、NC対応「MOMENTUM True Wireless 2」

ゼンハイザーは、完全ワイヤレスイヤフォンの新製品「MOMENTUM True Wireless 2」を5月中旬似発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は36,300円前後。アクティブノイズキャンセリング機能も搭載。カラーはブラックとホワイトを用意する。

「MOMENTUM True Wireless 2」

従来モデルの「MOMENTUM True Wireless」と比べ、2mmの小型化を実現。装着安定性を高めている。

左が新モデル、右が前モデルのMOMENTUM True Wireless
左からホワイト、ブラック

アクティブノイズキャンセリング機能を搭載。遮音性の高い構造によるパッシブノイズアイソレーションと、アクティブノイズキャンセリングを融合させることで、強力かつ自然なノイズキャンセル(NC)能力を実現。NC効果だけを追求するのではなく、NC利用時の音質にもこだわり、声や楽器の質感をありのままに再現する事を念頭に開発したという。また、NC機能ON/OFF時の音質変化も最小限に抑えたとする。

さらに、外音取り込み機能も搭載。駅のアナウンスなど、イヤフォンを取り外さずに、外の音を聴く事もできる。

ドライバーユニットは、ドイツ・ハノーファー本社で開発した7mm径のダイナミック型。より大型のユニットを搭載した完全ワイヤレスも市場には存在するが、「最適なバランスが7mmだと考え、こだわりぬいて開発した。歪み無く動作し、クリアな再生ができる」とのこと。再生周波数帯域は5Hz~21kHz。感度は107dB(1kHz/1mW)。

コーデックはSBC、AAC、aptXに対応する。

Qualcommの最新チップを採用。ただし、TWS Plusには対応しない。通信安定性を高めるために、アンテナパーツを、イヤフォン筐体内の理想的な位置に高精度に配置できるLDSアンテナを採用した。Bluetooth 5.1+Class1採用で、より途切れが少なく、安定した接続が可能という。

スマホと連携し、ハンズフリー通話も可能。アルゴリズムの最適化とビームフォーミング技術により、クリアで自然な通話を実現した。

バッテリーは、イヤフォンだけで7時間、ケースを併用する事で、最大28時間の使用が可能。前モデルで、イヤフォンのバッテリーが自然放電される現象も改善したとする。充電ケースの端子はUSB-C。

IPX4の防滴性能も実現。Googleアシスタント、アップルのSiriを呼び出す事もできる。

スマホ向けに、専用アプリ「Smart Control」も用意。イコライザーが利用できるほか、操作手順のカスタマイズも可能。操作はハウジングのタッチパネルで行なう。イヤフォンの重量は左右合計で12g、ケースは58g。

スマホ向けに、専用アプリ「Smart Control」も用意

音を聴いてみる

前モデルの「MOMENTUM True Wireless」も、バランスの良い再生能力と、広い音場を再現できる完全ワイヤレスだが、MOMENTUM True Wireless 2では、その実力がさらに進化した。

低域の描写はより深く、高域の抜けもさらに改良。低域の分解能の高さ、中高域のクリアで微細な表現力に磨きがかかっている。

迫力がありつつも、低域にはタイトな締りがあり、ベースやドラムの音がどのように動いているのかよくわかる。筐体は一回り小さくなったが、音が左右、後方に広がり、消えていく空間サイズはより広くなったと感じた。

NC機能は強力だが、鼓膜を圧迫するような威圧感、圧迫感は無く、自然に利用できる。空調の「ゴー」という低域や、遠くを歩く人の話し声などはキレイに消える。

特筆すべきは、外音取り込み機能の自然さだ。NCの静かな空間に、穴をあけて、外の音を聴くような感じではなく、広範囲の音をまるごと取り込んでくれるため、取り込んだ音自体に違和感が少ない。まるで、イヤフォンを耳から外していないのに、“外したように”外の音が聞けるのが快適だ。