ニュース

43型8万円でBS4Kチューナ内蔵のハイセンス4Kテレビ。新エンジンで画質UP

43型4K液晶テレビ「43U7F」

ハイセンスジャパンは、BS4Kチューナーを搭載した4K液晶テレビ「U7Fシリーズ」を5月下旬より発売する。43型、50型、55型、65型の4サイズをラインナップ。すべて価格はオープンプライス。店頭予想価格は、43型「43U7F」が8万円前後、50型「50U7F」が9万円前後、55型「55U7F」が10万円前後、65型「65U7F」が14万円前後。

【U7Fシリーズ】

  • 43型4K液晶「43U7F」 店頭予想価格8万円前後 5月下旬発売
  • 50型4K液晶「50U7F」 同9万円前後 5月下旬
  • 55型4K液晶「55U7F」 同10万円前後 5月下旬
  • 65型4K液晶「65U7F」 同14万円前後 5月下旬

2019年5月に発売した、スタンダード4K液晶モデル「E6800シリーズ」の後継機種。

レグザ共同開発の新映像処理回路「NEOエンジン 2020」を新搭載したほか、音響最適補正技術「Eilex PRISM」の採用による音質強化や、独自プラットフォームVIDAAのアップデートによる使い勝手向上を実現した。

同時発表のハイグレードモデル「U8F」との主な違いは、画像処理エンジンのグレードと、パネルおよびLEDバックライトなど。U8Fシリーズのついては、別記事で紹介している。

65型4K液晶テレビ「65U7F」

NEOエンジン 2020搭載。視野角を拡げるワイドビューアングルも

新映像処理回路「NEOエンジン 2020」を採用。映像の美しさに直結する階調表現力と微小信号の再現性が向上し、地デジから4K放送まで、よりなめらかで精細に描写できるという。

NEOエンジン 2020

「エリア別高精細復元」を引き続き搭載。映像を複数のエリアに分けて解析、細かい部分はシャープネスを引き上げ、ノイズが目立つ平坦部にはノイズ処理を施す。「高精細ノイズ処理」では、映像のエッジ部や平坦部を識別しノイズの種類に合わせて処理、文字の周りやエッジの周辺に出やすいモスキートノイズや処理範囲が広いときに出るブロックノイズを低減する。

エリア別に映像解析し、それぞれに適した画質処理を行なう「エリア別高精細復元」
ノイズの種類に応じて最適な処理を行なう「高精細ノイズ処理」

4K/3,840×2,160ドットの液晶パネル(等倍)を採用。偏光フィルムによって遮られた反射光を利用して、輝度を全体的に引き上げるバックライトブーストフィルムにより「高輝度で見やすく、より豊かなコントラストと色彩表現が体感できる」としている。

内部の反射光を利用して輝度を高めるバックライトブーストフィルム

広色域に対応しており、DCI-P3を90%以上カバー。HDR10とHLGの2方式のHDRをサポートする。

新機能「ワイドビューアングル」を搭載。ソフトウェア処理でテレビの視野角を拡げるもので、キッチンなど、テレビを正面から見る事が出来ない場合に効果を発揮するという。

FPSや格闘ゲームなどに最適な「低遅延ゲームモード」を搭載しており、最小遅延約0.83msを実現。新たに、HDMI 2560×1440/60p出力のPCゲームにも対応した。

音響最適補正技術「Eilex PRISM」で音質強化。新リモコンも

搭載チューナーは、新4K衛星放送×1、地上/BS/110度CSデジタル×3。別売の外付けUSB HDDを接続すれば、2K放送の2番組同時録画、4K放送の1番組録画が可能。チャプター機能も搭載する。番組表は高精細な4K番組表。著作権保護技術のSeeQVaultもサポート。また新たに2画面機能も追加された。

2画面機能を新搭載

使用頻度の高い「十字キー」と「決定ボタン」に大きな起伏をつけた新リモコンを採用。下部には、Netflix、YouTube、Amazon Primeビデオ、Hulu、ABEMA、U-NEXTのダイレクトボタンを搭載した。

リモコン

UIは独自プラットフォーム「VIDAA」を引き続き搭載。新モデルでは、VIDDA 3.0へとアップデート。従来からのカスタマイズ性能はそのままに、VODサービスの追加やおすすめコンテンツの表示が可能になった。対応する映像配信サービスは、リモコンに搭載した6つのVODほか、TSUTAYA TV、スカパー! オンデマンド、DMM.com、アクトビラ、ひかりTV 4K、dTVなど。

音声操作は、GoogleアシスタントとAmazon Alexaに対応。対応するスマートスピーカーやスマートフォンを介し、チャンネル変更や音の調整などが音声で操作できる。

独自プラットフォーム「VIDAA」

スピーカーの3次元マトリックス測定と独自の音響解析理論に基づいて開発された音響最適補正技術「Eilex PRISM」を新たに搭載。VIRフィルターにより、高精度でより明瞭度の高い臨場感あふれる高音質を実現し、音楽や映画などをアーティストが意図した通りに再生するという。

音声最大出力は、65/55/50型が10W×2、43型が7W×2。

HDMI入力端子は4系統。消費電力は65型が190W、55型が160W、50型が130W、43型は120W。

スタンドを含む外形寸法/重量は、65型が144.7×29.4×90.4cm(幅×奥行き×高さ)/19.5kg、55型が122.7×25×77.1cm(同)/14.7kg、50型が111.2×25×70.4cm(同)/12.3kg、43型が95.9×19.4×61.5cm(同)/9.1kg。