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Sonos、ドライバー11基搭載“シネマ級サウンド”サウンドバー「Sonos Arc」
2020年5月7日 10:17
Sonosは、「臨場感あふれるシネマ級のサウンドを実現した」というスマートサウンドバー「Sonos Arc」を発表した。Dolby Atmosに対応し、7月15日に発売予定。価格は108,800円。マットブラックとマットホワイトの2色展開。
テレビの音声だけでなく、音楽、ポッドキャスト、ラジオなど、「あらゆるストリーミングサービスを極上のサウンドで再生できる」としており、「ソフトウェアを駆使したオーディオは、驚くほどクリアな会話や、迫力の低音でリスナーを包み込む」という。
11基のドライバーを搭載。この中には、音を上向きに響かせ3Dサウンドを生み出すという2基のドライバーも含まれており、「クリアで深みのある、きめ細やかなサウンドを実現する」という。
クラスDのデジタルアンプを11基搭載。音響構造に合わせてチューニングされている。ウーファーは楕円形で8基。ツイーターはシルクドームで3基搭載する。
アカデミー賞を受賞したミキシングエンジニアも設計に携わっており、ステレオ、Dolby Audio 5.1、Dolby Atmosなど、ホームシアターのセットアップ環境や再生中のコンテンツに合わせてサウンドプロフィールを調整して再生してくれる。
セリフがさらにはっきりと聴こえる「スピーチエンハンスメント」、大きな爆発音を抑える「ナイトサウンド」などの機能も搭載。
Sonosアプリを使い、Sonos Arcのサウンドを調整することも可能。独自のチューニング技術「Trueplay」により、「縦と横両方向からの臨場感あふれるサウンドを捉え、部屋に合わせて音響を最適化する」とする。
本体を270度囲む丸みを帯びたプラスチックグリルと、落ち着いたデザインのシームレスな外装を採用。スタンド型テレビの前に置くことも、別売7,800円のウォールマウントを使って壁掛けも可能。HDMI eARC、ARCに対応する。
Sonosの次世代S2ソフトウェアプラットフォームを採用しており、最新のSonosアプリ、テレビのリモコン、Apple AirPlay 2、Amazon Alexaでの音声操作もサポート。2020年中に、Googleアシスタントもサポート予定。4つの遠距離対応マイクロホンアレイを搭載する。
「Sonos Arc単体でもパワフルで立体感のあるサウンドを再生できる」とするが、Sonos Sub2台のSonos One SLをサラウンドスピーカーとして追加し、「さらに臨場感あふれるサウンド体験を楽しめる」という。
外形寸法は1,141.7×115.7×87mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は6.25kg。LAN端子、Wi-Fiも搭載する。