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広角でHDR撮影もできるジンバル一体型カメラ「DJI Pocket 2」
2020年10月21日 10:10
DJIは、ジンバル一体型小型カメラの新モデル「DJI Pocket 2」を10月31日に発売する。価格は49,500円(税込)。本体に加え、ミニ操作スティック/三脚マウント/広角レンズ/ワイヤレスマイク/Do-It-Allハンドル/マイクロ三脚などがセットになった「DJI Pocket 2 Creatorコンボ」は64,900円(税込)。
Osmo Pocketの後継機で、名称が変更となった。外形寸法124.7×38.1×30mm、重量117gとコンパクトなジンバル一体型カメラ。3軸のジンバルを備え、手ブレを抑えた動画撮影や、パン、チルト、ロール撮影が可能。なお、本日小寺信良氏によるレビュー記事も掲載している。
カメラ部には1/1.7型、6,400万画素のCMOSセンサーを搭載。従来のOsmo Pocketは1/2.3型で1,200万画素だった。 サイズアップしたセンサーで画質が向上している。35mm版換算の焦点距離は20mm(視野角93度)と、Osmo Pocketの26mm(同80度)より広角になっている。写真撮影モードでは最大8倍までのデジタルズームも可能。
また、オプションとして用意されている広角レンズを取り付けると、視野角が110度まで拡大する。
DJI Pocket 2単体で撮影できるほか、スマートフォンを横に接続し、スマホの画面を見ながら撮影する事も可能。最大9,216×6,912ドットの静止画撮影と、4Kまでの動画撮影ができる。4Kは3,840×2,160/60fpsまでサポート。2.7K、フルHDでの撮影も可能。最大動画ビットレートは100Mbps。フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264。
新たにHDR動画も撮影可能となり、最大2.7K(2,720×1,530/30fps)で撮影できる。
タイムラプス、モーションラプス、ハイパーラプス撮影も可能。フルHD解像度となるが、8倍までのスローモーション撮影にも対応。
美顔効果も可能で、自撮り撮影などで活用できる。「ActiveTrack 3.0」機能で、指定した被写体が動いても、自動で追尾し、フレーム内にとどめる。
ストレージはmicroSDカードが利用可能。1080p/24fpsで、内蔵バッテリーでの撮影可能時間は140分。
スマホ用の「DJI Mimo」アプリと連携でき、動画と音楽のテンプレートを使用し、数回タップするだけで短編動画が作成できる「ストーリーモード」が利用可能。編集機能にはAIも活用できる。
新システムDJI マトリックス ステレオを搭載。ハンドル部分に4つのマイクを配置し、音声をリアルに録音できるとする。動画撮影でズームすると、音声収録でもズームし、ダイナミックな音がとらえられる。撮影シーンにあわせ、3つの異なる指向性サウンドパターンで収録が可能。