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カナルワークス、ユニバーサルシェルをカスタマイズできる「CW-S」

CW-S32GRV 製作例(スペシャルフィニッシュ:シェルプレート メキシコ貝)

カナルワークスは、ユニバーサルシェルのカラーリングやフィニッシュのカスタマイズができるセミカスタムIEM「CW-S」シリーズを11月7日より発売する。ベースモデルは5機種用意。価格は各オープンプライスで、直販価格は47,300円から。

  • CW-S02a フルレンジ×1 47,300円~
  • CW-S12aEX 高域×1、低域×1 67,100円~
  • CW-S32GRV 高域×1、中域×1、低域×2 102,300円~
  • CW-S73LV 高域×4、中域×2、低域×2 179,300円~
  • CW-S77 高域×4、中域×2、低域×2 166,100円~

耳型採取を必要としないユニバーサルシェルの形状やカラーリング、フィニッシュをカスタマイズできるセミカスタムIEMのシリーズ。ユニバーサルシェルでも快適なフィッティングが得られるよう3種類のシェルタイプを用意。CW-S32GRV/73LV/77の3機種はオプションでシェルが選択できる。

3種類のシェルタイプ

シェルカラーは透明6色、フェイスプレートは全25色から選択可能。スペシャルフィニッシュとして、メタルプレートやカーボンプレート、シェルプレート、ウッドプレートなどのプレート系フィニッシュ、ゴールド、シルバー、ホログラムなどのグリッター系フィニッシュ、プリントアートワークやカスタムエンブレム、カナルワークスの標準エンブレム、ラインストーンを組み合わせて選択できる。

筐体側端子は2ピンで、ケーブルは有線ケーブルとBluetoothケーブルが選択可能。耳当たりの優しいカール処理を施したケーブルを採用し、プラグは3.5mmステレオミニ、4.4mm5極や2.5mm4極のバランスケーブルも選択できる。

Bluetooth 5.0に準拠し、コーデックはSBC、AAC、aptX、aptX LLに対応。ケーブル部分には音質に配慮した4Nグレード(99.99%)無酸素銅導体ツイストケーブルを採用している。

ベースモデルは、ベーシックなフルレンジ×1基のドライバを搭載し、豊かな低音とボーカルの再生が楽しめる「CW-S02a」、2ウェイ2ドライバで明るく華やかな高音とキレのある低音を再生する「CW-S12aEX」、低域にハイパワーデュアルドライバを採用した3ウェイ4ドライバ構成の「CW-S32GRV」、3ウェイ8ドライバでライブの迫力ある臨場感を楽しめる「CW-S73LV」、同じく3ウェイ8ドライバでロックやポップスなどのダイナミックなコンテンツを生々しく再生するという「CW-S77」の5機種。

CW-S02a 製作例(スペシャルフィニッシュ:シェルプレート ホワイトシェル)
CW-S12aEX 製作例(スペシャルフィニッシュ:ウッドプレート クスノキ)
CW-S73LV 製作例(スペシャルフィニッシュ:ラデン)
CW-S77 製作例(スペシャルフィニッシュ:フレークホログラム)

ベースモデル共通の特徴として、シェルはカスタムIEM同様に1つ1つハンドメイドで製作。今まで多くの耳型と向き合ってきた経験を活かし、より多くの人にフィットするシェルの形状を実現したとする。

ノズルには国内生産のアルミ削り出し品を使用。高い精度と仕上がりの美しさで安定した音質と所有する喜びを感じられるという。

それぞれセミハードケース、イヤーピース(S/M/L)、クリーニングクロスが付属する。

カスタマイズの仕上がりイメージは、カナルワークスのWebサイトにてシミュレーション可能。PCやスマホ/タブレットから仕上がりイメージを確認してそのままショップで注文できる。

シミュレーションのイメージ

なおCW-Sシリーズは、11月7日にフジヤエービック公式YouTubeチャンネルなどで実施される「秋のヘッドフォン祭2020 ONLINE」にて紹介される予定。