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64AUDIO、18BAのカスタムIEM最上位「A18s」。約40万円
2020年11月5日 08:30
ミックスウェーブは、64 AUDIO製カスタムインイヤーモニター(カスタムIEM)のフラッグシップモデル「A18s」を6日に発売する。eイヤホン各店とフジヤエービックが取り扱う。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は406,800円(税込)。
12月31日までは、同ブランドのイヤフォン(ユニバーサル型/カスタム型)所有者を対象とした「優待特価キャンペーン」も実施される。キャンペーン適用価格は349,700円。
左右合計で18基のバランスド・アーマチュア(BA)型ドライバーを搭載するカスタムIEM。同社のカスタムIEMで世界で初めてBAドライバーを18基搭載した「A18t」がベースで、サウンドエンジニアが求める明瞭度と正確さ、ステージに立つミュージシャンが求めるウォームなサウンドとパワー、ヘッドルームをあわせ持つ。
ドライバー構成はLow×8、Mid×8、Mid/High×1、tiaHigh×1。再生周波数帯域は10Hz~20kHz、インピーダンスは8Ω、感度は106dB。付属のケーブルは銀メッキ銅導体で長さは約120cm。入力端子は3.5mmのステレオミニ。イヤフォンとのコネクタはCustom 2pinか、後述する「IPXコネクタ」を選べる。
搭載するBAドライバーは独自のチューブレス設計を採用した「tiaドライバー」。外耳道を小型スピーカーで塞いだ際に発生する空気圧(音圧)を緩和し、耳の疲労感を抑えながら音質を向上させる独自技術「apexテクノロジー」、出力インピーダンスが異なるソース機器に接続しても音のバランスに影響を受けない「LID(リニアインピーダンス・デザイン)」なども採用している。
音の出口となる音導孔を一つの大口径音導孔にする「シングルボア・デザイン」も採用しており、音導管(サウンドチューブ)による音の共鳴を排除するという。
付属品はクリーニングツールやシャツクリップ、2種類のapexモジュールなど。
ミックスウェーブは、64 AUDIO製カスタムイヤフォンオーダー時の無償オプションとして「IPXコネクタ」の取り扱いも開始している。IPXコネクタは、湿度が高く過酷な環境に対応できるよう設計され、高い耐水性と信頼性を持つ。コネクタ部分は耳にフィットするよう角度が付けられ、フック部分は熱収縮チューブにより形作られる。ケーブルは銀メッキ無酸素銅を使用したフレキシブルなもの。