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BenQ、Android TV 9.0採用で低遅延8.3msのゲーミングプロジェクタ

「TH685i」

ベンキュージャパン(BenQ)は、Android TV 9.0搭載のゲーミングプロジェクター「TH685i」を3月3日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は11万円前後。

「TH685」の後継機となるゲーミングプロジェクター。同梱のAndroid TVドングルを接続することで、Google Play Store内のゲームを始め、テレビ番組やスポーツ、映画などをプロジェクターで気軽に視聴できるようになった。

高輝度3,500ルーメンを実現し、明るい環境でも明瞭に映像を映し出せる。表示方式はDLPで、解像度はフルHD(1,920×1,080ドット)。HDR10/HLGにも対応する。Rec.709カバー率95%で、細部まで鮮やかな色再現にこだわり、ゲームの世界への没入感を高めるとしている。

BenQ独自のゲームモードに切り替えると、暗く影の多いシーンでも、画像のコントラストと画像彩度を自動補正して画質を維持したまま鮮明に映し出せるため、暗い場面でも敵や隠れたアイテムが見つけやすいという。

応答速度8.3ms(120Hz動作時)と高速レスポンスを実現し、入力遅延を軽減。動きのブレや遅れを最小限に抑え、スムーズで滑らかな操作が可能。シームレスで快適にゲームプレイできるとしている。

CinemaMaster Audio+2技術による出力5Wのスピーカーを搭載。広音域で立体感のある音質で再生し、特にレーシングゲームやスポーツゲームなどは、臨場感あふれるスリリングなゲームプレイが楽しめるという。カスタムサウンドモード(標準・シネマ・音楽・ゲーム・スポーツ・ユーザー)も搭載する。

約2.5mの距離から100型の映像を投写できる短焦点設計のほか、デジタル垂直レンズシフトを備え、投影角度や高さ調整が自動で設定可能。誰でも簡単に設置できるとしている。

ズーム比は1.3倍で、60~200型の投影が行なえる。コントラスト比は10,000:1。光源はランプで、光源寿命は標準4,000時間、ランプセーブで15,000時間。

入力はミニD-Sub×1、HDMI×2(QS01 Android TVドングル専用×1)、3.5mmミニ。出力は3.5mmミニ。そのほか、RS232×1、USB×1を備える。

本体裏面

消費電力は最大340Wで、待機時0.5W。外形寸法は312×225×110mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約3.05kg。電源ケーブル、リモコン、VGAケーブル、QS01 Android TVドングルなどが付属する。