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BenQ、4K/HDR対応の短焦点プロジェクタ。LED光源で1,000ルーメン

「GK100」

ベンキュージャパン(BenQ)は、同社初のLED光源を採用した4K/HDR対応の短焦点プロジェクター「GK100」を7月10日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は21万円前後。カラーはパールホワイト。

4K解像度(3,840×2,160ドット)に最適化されたレンズ設計と、HDR10対応、Rec.709カバー率98%の色域で、繊細なディテール、鮮明な色を表現できるとするプロジェクター。コントラスト比は10万:1。輝度は1,000ルーメン。投写方式は単板DLP方式。

キューブ型のデザインが特徴で、Bluetoothスピーカーや底部のライトによる間接照明としても利用できる。

4Kプロジェクターとしてはトップクラスの短焦点設計とし、約1.77mの位置から100型の大画面が投影可能。8度まで傾く角度調整、自動縦台形補正、瞬時に自動的に画像を調整するオートフォーカス機能を備え、どんな部屋にもフレキシブルに設置可能。ズームは固定で、投影サイズは60~160型。

MEMC動画処理技術を搭載。振動の影響を排除し、フレーム間に補間フレームを生成して鮮やかなビデオを生成。ラグのある画像やぼやけたシャドウを排除し、スポーツや動物の動きなどのコンマ何秒の素早い動作も滑らかに映し出すという。

光源のLEDは、EUの二重認証(IEC/EN62778、IEC/EN 62471)に合格したブルーライト軽減機能を搭載。目に優しい間接光を投影するとしている。光源寿命はエコモードで最長3万時間。

内蔵スピーカーの出力は10W×2。Bluetoothを搭載し、スマホなどからワイヤレスで投影できるほか、スピーカーモードではスマホなどのデバイスから送信した音楽を楽しめる。

入力端子はHDMI×2系統(1系統はARC対応)、USB-C×1系統。出力端子は3.5mmステレオミニ×1系統、光デジタル×1系統。そのほか、USB-A端子×2系統、LAN端子×1系統を備える。

本体裏面

消費電力は最大180W、待機時0.5W以下。動作音は通常で29dB、エコで27dB。

外形寸法は195×195×224mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約4.1kg。リモコン、電源ケーブル、電源アダプタ、ワイヤレスドングルなどが付属する。