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BenQ、Android TV搭載の4K/HDR対応プロジェクタ
2020年11月24日 00:00
ベンキュージャパン(BenQ)は、Android TVを搭載した4K/HDR対応プロジェクター2機種を12月18日より発売する。価格は各オープンプライス。店頭予想価格は、シアターモデルの「HT3550i」が23万円前後(税込)、エンターテインメントモデルの「TK850i」が19万円前後(同)。
それぞれ4K(3,840×2,160ドット)に対応。HDRは、HDR10とHLGをサポートする。OSにAndroid TVを搭載し、Google Playストアのアプリから、ゲーム、映画、スポーツやテレビ番組などが楽しめる。なお、Netflixアプリは利用できず、Netflixを視聴する際には、対応の周辺機器と接続するか、ブラウザを利用する必要がある。
HT3550iでは、DCI-P3カバー率95%を実現するCinematicColor技術を搭載し、映画製作者が本来意図した通りの色彩を投影できるとしている。映画館と同じ24fpsでの再生をサポートし、劇場で映画鑑賞しているような臨場感を味わえるという。輝度は2,000ルーメン。
高画質化技術の「CinemaMaster Video+」や高音質化技術「CinemaMaster Audio+2」を装備。オブジェクトとその背景の間の色変化を検出して表面テクスチャを強調する4Kピクセルエンハンサーや、画像遅延やカクつきなどを除去するモーションエンハンサーのほか、シネマ/ゲーム/ミュージック/スポーツモードといったサウンドモードを搭載している。
TK850iは、高輝度3,000ルーメンで、明るい室内でもクリアに映像を楽しめるという。スポーツモードを搭載。肌の色や、芝の青色や緑色、インドア競技の温かみのある木目など細部まで明瞭に表示し、リアルな質感でスポーツ観戦ができるとしている。
ともに短焦点設計で、約1.51mの距離から60型で投写できる。自動縦台形補正、垂直レンズシフト、1.3倍光学ズーム、全ガラスフォーカスレンズを搭載し、狭いスペースでも大画面を楽しめるとする。画面サイズは40型~200型まで対応する。
投写方式はDLP。コントラストは3万:1。光源はランプで、出力は245W。光源寿命はスマートエコモードで最大15,000時間。
HDCP 2.2対応のHDMI入力2系統と、ワイヤレスドングル専用のHDMI入力1系統を装備。オーディオ出力に3.5mmステレオミニ、光端子を備える。そのほかUSB端子2系統(1つは給電用)、USB-miniB1系統、D-subを搭載する。
スピーカーを内蔵し、出力は5W×2。消費電力は最大350W、待機時0.5W。外形寸法は共通して380×263×127mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約4.2kg。電源ケーブル(約3m)、リモコン×2、ワイヤレスドングルなどが付属する。