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ソニー「α9 II/α7 III」進化。静止画トリミングやFTP転送機能
2021年3月10日 15:30
ソニーは10日、デジタルカメラのα9 II(ILCE-9M2)、α7 III(ILCE-7M3)のファームウェアをアップデート。α9 IIでは静止画のトリミング機能、α7 IIIではFTP転送機能が追加される。アップデート後のバージョンは、α9 IIが3.00、α7 IIIが4.00。
アップデート内容は以下の通り。
- 撮影した静止画をトリミングする機能を追加
- ファイル/フォルダー設定(静止画)のメニューにおいて「ファイル番号強制リセット」を追加
静止画のファイル番号をリセットし、新しいフォルダーを作成する - ファンクションメニューに一部の機能が正しく登録されない事象の改善
- 動作安定性向上
【ILCE-9M2】
- 静止画撮影時や画像再生時にFTP転送が可能に
- 各種転送方法の追加
プロテクト画像や未転送画像など転送対象とする条件を指定して画像をまとめて転送 [FTP転送]
カスタムキーに機能をアサインすることよって、再生時に選択した画像をすぐに転送可能 [FTP転送(一枚)]
撮影したすべての画像を自動的に転送 [撮影時自動転送]
RAW+JPEG撮影した場合に、RAWファイルとJPEGファイル両方を転送する設定を追加 - FTPサーバー設定の向上
カメラに登録できるFTPサーバーの個数増加 (3→9)
FTPサーバー上の転送先フォルダ構成をフレキシブルに変更可能
- 指定フォルダ直下に画像をデータを置くフォルダ構成に変更
- メモリーカードスロット番号をフォルダ構成の中に登録可能
- カメラと同じフォルダ構成でサーバー側に転送可能 - FTP転送の操作性向上
[サーバー設定]の項目をスマートフォンアプリ (Transfer & Tagging add-on)* から設定可能
*国や地域によってダウンロードできない場合がある - 動作安定性向上
【ILCE-7M3】