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4K/120Hzに対応した4K液晶AQUOS「DN1」ラインなど
2021年4月22日 11:05
シャープは、70型から42型まで利用シーンに合わせて選べる豊富なラインナップが特徴の4K液晶テレビ「DN1」「DN2」「DL1」「DJ1」の計4ライン10機種を発表した。価格はオープンプライス。サイズラインナップと発売日、店頭予想価格は次のとおり。
AQUOS 4K「DN1」ライン
・70型「4T-C70DN1」 5月22日発売 31.9万円前後
・65型「4T-C65DN1」 6月19日発売 27.5万円前後
・60型「4T-C60DN1」 5月22日発売 24.2万円前後
・55型「4T-C55DN1」 6月19日発売 19.8万円前後
AQUOS 4K「DN2」ライン
・50型「4T-C50DN2」 5月29日発売 17.1万円前後
・43型「4T-C43DN2」 5月22日発売 14.9万円前後
AQUOS 4K「DL1」ライン
・65型「4T-C65DL1」 5月29日発売 20.9万円前後
・50型「4T-C50DL1」 5月29日発売 14.3万円前後
・43型「4T-C43DL1」 5月22日発売 12.1万円前後
AQUOS 4K「DJ1」ライン
・42型「4T-C42DJ1」 6月5日発売 11万円前後
【更新】4T-C43DN2、4T-C43DL1、4T-C42DJ1の情報を追加しました。(4月23日18時)
【更新2】一部モデルで発売日が変更されました。T-C65DN1が5月29日から6月19日に、4T-C55DN1が6月5日から6月19日に延期されています。記事もそれに合わせて更新しました。(5月24日)
全モデルとも、パネル解像度は4K/3,840×2,160ドット。LEDバックライトは、4T-C70DN1、4T-C65DN1、4T-C65DL1、4T-C42DJ1が直下型。4T-C60DN1、4T-C55DN1、4T-C50DN2、4T-C50DL1、4T-C43DN2、4T-C43DL1はエッジ型。
8Kテレビの開発で培った高精細化処理技術を応用した新開発の画像処理エンジン「Medalist S2」を全機種で採用。解像度や映像フォーマットを解析して高精細処理を行なう「4K 超解像アップコンバート」により、被写体が持つ質感や輪郭などをより緻密に再現できるようになったといい、「新4K衛星放送はもちろん、地上デジタル放送やネット動画などもリアリティあふれる映像」で楽しめるという。
CPU、GPU性能も従来比で約1.6倍に強化され、地上デジタル放送からBS 4K放送への選局スピードも約20%高速化された。
新4K衛星放送で採用されている色域「ITU-R BT.2020」に迫る豊かな色域で表現する広色域技術「リッチカラーテクノロジー」や、メリハリある明暗描写を実現する独自アルゴリズム「スマートアクティブコントラスト」も搭載。HDR10、HLG、Dolby Visionと3つのHDR規格にも対応した。
DN1/DN2ラインでは、明るいリビングなどでも照明などの映り込みを抑えながら、つややかな黒を表現するという低反射の「N-Blackパネル」を採用。動きの速い映像も残像感を抑えてクリアに表示する「倍速技術」も搭載する。
またDN1ラインはテレビ本体にマイクを内蔵し、話しかけるだけで電源オン/オフや音量調整などができる「ハンズフリー音声操作」に対応した。本体背面にはマイクをオフにできるスイッチも備えた。
DN1/DN2ラインは高音質設計の「FRONT OPEN SOUND SYSTEM PLUS」を採用。出力35Wの2.1chスピーカーシステムで低域から高域まで臨場感豊かな高音質を実現したという。DL1ラインは出力20Wの2chスピーカー「FRON OPEN SOUND SYSTEM」を採用。いずれのモデルでも、音に包まれるような臨場感が味わえる「音楽ライブ」サウンドモードも新搭載したほか、空間全体の音響パワーの変化をとらえて補正するという音響補正技術「Eilex PRISM」も搭載した。
スピーカー構成は4T-C70DN1/C65DN1がツイーター×2、ミッドレンジ×4、サブウーファー×1。4T-C60DN1/C55DN1/C50DN2がツイーター×2、ミッドレンジ×2、サブウーファー×1。4T-C65DL1はフルレンジ×4、4T-C50DL1がフルレンジ×2。
Android TVに対応し、動画サービスなどさまざまなアプリを利用可能。Chromecast built-inにも対応しており、スマートフォンで撮影した写真などを手軽に大画面で楽しめる。“おうち時間”がより楽しくなるというエンタメ・生活情報サポートアプリ「COCORO VISION」も利用できる。
付属のリモコンは一新され、上部に7つの動画サービスアプリ(Netflix、Amazon Prime Video、U-NEXT、Hulu、ABEMA、Paravi、YouTube)を直接起動できるダイレクトボタンを搭載。テレビの電源がオフの状態でも、ボタンを押すだけで当該サービスを起動できる。
搭載チューナーは、BS/CS 4K×2基と、地上/BS/110度CS×3基。外付けUSB HDDを接続することで、4K放送視聴中に別の4K放送と地上/BS/CSデジタル放送の2番組同時録画ができる。シーン(音声)の切り換わり時に自動でチャプターを記録する「おまかせオートチャプター」にも新たに対応した。
文字が読みやすい4K高精細表示と、番組や出演者の情報を画像つきで表示する4K番組表も利用できる。視聴位置に合わせて画面の角度を左右に調整できる回転式スタンドも採用した(DJ1を除く)。
HDMI入力は全機種で4系統。DN1/DN2ラインの入力3/4は4K/120Hzに対応し、入力4はARCに対応する。DL1ラインはHDR対応で、入力4のみARC対応。そのほか、3.5mmミニジャックのAV入力、光デジタル音声出力、ヘッドフォン/アナログ音声出力も備えた。USB端子は全モデルとも3系統、LAN端子は10BASE-T/100BASE-TX。
各モデルの消費電力とスタンドを含む外形寸法、重さは次のとおり。なお、高さについては画面角度(左右)を最大まで調節した場合、5mmほど高くなる場合がある。
DN1ライン
・「4T-C70DN1」 約330W(232kWh/年) 156.4×36.1×99cm(幅×奥行き×高さ) 約43kg
・「4T-C65DN1」 約270W(200kWh/年) 144.6×29×90.7cm(幅×奥行き×高さ) 約29.5kg
・「4T-C60DN1」 約218W(168kWh/年) 135×29×86.3cm(幅×奥行き×高さ) 約32.5kg
・「4T-C55DN1」 約180W(157kWh/年) 124×29×80.6cm(幅×奥行き×高さ) 約26.5kg
DN2ライン
・「4T-C50DN2」 約179W(145kWh/年) 112.6×25.3×73.9cm(幅×奥行き×高さ) 約21.5kg
・「4T-C43DN2」 約138W(117kWh/年) 96.5×25.3×64.8cm(幅×奥行き×高さ) 約19.5kg
DL1ライン
・「4T-C65DL1」 約260W(180kWh/年) 144.6×29×90.7cm(幅×奥行き×高さ) 約28.5kg
・「4T-C50DL1」 約151W(139kWh/年) 112.6×21.8×73.9cm(幅×奥行き×高さ) 約21kg
・「4T-C43DL1」 約122W(110kWh/年) 96.5×21.8×64.8cm(幅×奥行き×高さ) 約18kg
DJ1ライン
・「4T-C42DJ1」 約165W(118kWh/年) 95.6×24.7×60.7cm(幅×奥行き×高さ) 約9.9kg