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FUNAI、地デジ6ch録画の4K有機EL「8040」。ハイトSP搭載の48型も
2021年5月19日 13:52
船井電機は、FUNAIブランドの新しい4K有機ELテレビ・3シリーズを6月5日よりヤマダホールディングスグループ店舗、及びヤマダウェブコム限定で発売する。内蔵HDDに加え、地デジ6chを録画できるHDDレコーダーを付属した最上位「8040シリーズ」と、2TB HDD内蔵「7040シリーズ」、そして48型ながらハイトスピーカーを搭載した「S740シリーズ」を用意。価格は209,000円(FE-48US740)から。
【HDD内蔵4K有機ELテレビ・8040シリーズ】 ※HDDレコーダー付属
・65型「FE-65U8040」 440,000円 6月5日発売
・55型「FE-55U8040」 308,000円 同上
【HDD内蔵4K有機ELテレビ・7040シリーズ】
・65型「FE-65U7040」 385,000円 6月5日発売
・55型「FE-55U7040」 253,000円 同上
【4K有機ELテレビ・S740シリーズ】
・48型「FE-48US740」 209,000円 6月下旬発売
8040と7040シリーズの大きな違いは、全録用HDDレコーダーの付属有無。S740はHDDを内蔵せず、上位機とはスピーカー構成が異なる。BS4Kチューナー2基や映像エンジン、Dolby Vision/Atmos対応、Android TVなど基本的な仕様・機能は3シリーズ共通。
新モデルの目玉機能としているのが、8040シリーズの「まるごと録画」機能。付属するHDDレコーダーを組み合わせることで、地上デジタル放送を最大6チャンネル分、自動でまるごと録画してくれる。4つの録画モードを搭載しており、長時間画質時は6チャンネル・1週間分のまるごと録画が行なえる。
全モデルで、倍速駆動の4K有機ELパネル(3,840×2,160ドット)を採用。映像回路は新開発の「クリアピクス2 EVO」。画面の明るさに応じて色の補正量を変動させることにより、4K画質を美しく描写。明るい部分はきめ細かさを失わず、また、色ずれがおきやすい暗部は正しい階調と色彩で表現。有機ELデバイスの特性を活かした高画質処理とした。
HDR規格は、Dolby Vision、HDR10、HLGに対応。地デジやBD映像を独自のアルゴリズムで4Kにアップコンバートする「4K クリアピクスリマスター」や、色ズレなどを補正しながら色再現範囲を拡大し、自然にあふれる実際の色を可能な限りリアルに再現する「ブリリアントワイドカラー」ほか、動画ぼやけを軽減するくっきりモーションOLEDなども備える。
8040・7040シリーズのサウンドシステムは「マルチディレクション型FUNAIサウンドシステムプラス」。
背面上部のハイトスピーカーによる天井反射で立体音響を実現。フロントスピーカーからはクリアな高音を、そして大容量ウーファー・パッシブラジエーターでは迫力の低音を実現したとする。マルチアンプ駆動で、総合最大出力は80W。なおS740は「ハイトスピーカー搭載・FUNAIサウンドシステムプラス」で、総合最大出力は50W。
Dolby Atmosに対応しており、ハイトスピーカーから出力される音により、映像の世界に入り込んだような体験ができるとする。
全モデルとも、テレビ本体の内蔵チューナーはBS4K×2、地上/BS/110度CSデジタル×3。
8040・7040シリーズはテレビ本体に2TB HDDを内蔵しており、BS4K放送なら約132時間(地上デジタル放送の場合約258時間)録画が可能。4K放送は裏番組録画も行なえる。
おまかせ録画機能も備え、番組のジャンルや出演者など、好みの項目を選んでおくと、テレビが該当する番組を検索し、自動で録画予約する。地デジだけでなく、4K放送の番組でも使用可能。なお、S740で録画をする場合は、別途USB HDDが必要。
'21年モデルでは「新・つながる番組表」を採用。TVerやTELASAの番組情報を番組表上に表示でき、番組表から観たい番組を選択することで、それぞれのアプリを個別で起動せずに、配信番組を視聴できる。なお、発売当初は在京民放局、および在阪民放局受信地域(TELASAはテレビ朝日受信地域)のみの対応となる。
8040・7040シリーズのスタンド込みの外形寸法と重量は、65型が144.9×29×88.1cm(幅×奥行き×高さ)で、36.3kg。55型が122.8×29×75.7cm(同)で、30.1kg。
S740のスタンド込みの外形寸法と重量は、106.8×24.1×64.3cm(幅×奥行き×高さ)で、16.5kg。