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FiiO、独立アンプ搭載のイヤフォン無線化レシーバに2ピンモデル

「UTWS3 2PIN」

エミライは、FiiO Electronicsブランドのリケーブル対応イヤフォンを完全ワイヤレス化する耳掛け式のBluetoothレシーバー「UTWS3 2PIN」を発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,900円前後。

2月に発売された「UTWS3 MMCX」と同一の性能を備え、イヤフォン側端子に0.28mm 2ピンを採用したモデル。Qualcomm製SoC「QCC3020」を搭載し、Bluetooth 5.0準拠。コーデックはSBC、AAC、aptX。左右同時伝送の「TWS+」にも対応する。

ヘッドフォンアンプには、テキサスインスツルメンツ製「TPA6140A2」を採用し、マルチドライバーイヤフォンも余裕をもって駆動できるという。ソース機器側とは独立した26ステップの音量調節機能があり、自身のリスニングスタイルに合った音量に調節できる。

形状記憶合金製イヤーフックにより、快適な装着感を実現しながら、しっかりと耳に固定できるという。左右にそれぞれマイクを2基搭載し、Qualcomm製cVcノイズキャンセリング・テクノロジーにより、鮮明でクリアな通話ができるとする。本体はIPX4相当の防水に対応する。

連続使用時間はTWS+接続時で7時間。充電ケース併用で30時間再生できる。本体の充電時間は5.5時間。片方のイヤーユニットのみをモノラルで使用してバッテリーを節約する省電力モードも搭載する。

スマホアプリ「FiiO Control」、音楽プレーヤーアプリ「FiiOMusic」と連携すれば、EQ調整、チャネルバランス調整、その他のオーディオに関する設定が可能。

出力は32Ω時で25mW以下、16Ω時で38mW以下。SN比は100dB(A)。充電用USB-Cケーブルなどが付属する。

FiiO独自のUSB-C to Lightningケーブル

「LT-LT1」

Lightning端子に対応したOTGケーブル「LT-LT1」も発売。最大192kHz/24bitのUSB信号を出力でき、USB-C搭載のFiiO製USB DAC/アンプに接続することで高品位な再生が行なえるとしている。直販価格は2,940円。

圧縮・ねじれに強いメッシュシースを採用。曲げや擦れに強い構造となっている。ケーブルプラグにはアルミニウム合金を採用し、より高速で安定した伝達を実現した。全長は136mm。重量は5.5g。