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iOS 15に、紛失したAirPods Pro/AirPods Maxを「探す」機能
2021年6月8日 05:20
アップルは8日、開発者向けのイベント「WWDC(世界開発者会議)」を開催。その中で秋に公開するiOS 15と連携する事で、AirPodsに新機能を追加すると発表。周囲の雑音を低減して、会話している相手の声を聞き取りやすくしたり、AirPods Pro/AirPods Maxを紛失した時に「探す」機能を提供する。
会話を強調する機能では、軽度の聴覚障害を持つ人向けに、コンピュテーショナルオーディオとビームフォーミングマイクを組み合わせ、目の前で話している人の声を聴き取りやすくできるほか、周囲の雑音を低減する事も可能。
iOS 15ではさらに「通知の読み上げ」機能も強化。例えば買い物中に、Siriが買い物リストを読み上げてくれる。その声を、AirPodsから聞きながら、買い物をすることも可能。
AirPods ProやAirPods MaxをiOS 15と組み合わせて、「探す」機能で紛失したAirPods Pro、AirPods Maxを探索する事も可能になる。AirPods Pro/AirPods MaxがBluetooth信号を送信し、町中にある他のAppleデバイスがその信号を探知。その情報をネットワークを介して、紛失したユーザーの「探す」アプリに位置情報を表示してくれる。その地図を頼りにAirPods Pro/AirPods Maxの近くまで行き、「サウンドを再生」をアプリから選ぶと、AirPods Pro/AirPods Maxから音が出て、それを頼りに見つけることができる。ケースに入った状態でも探索可能という。
また、紛失を予防する機能として、AirPods Pro/AirPods Maxを置いたまま、ユーザーその場を離れると、iOS 15をインストールしたiPhoneの画面に、置き忘れていることを通知してくれる。