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ソニー空間再現ディスプレイで恐竜を“裸眼立体視”「恐竜科学博」

(C)DinoScience 恐竜科学博製作委員会

ソニーグループ9社からなるDinoScience 恐竜科学博製作委員会は、7月17日から9月12日まで「Sony presents DinoScience 恐竜科学博 ~ララミディア大陸の恐竜物語~」をパシフィコ横浜で開催。裸眼で立体映像を楽しめる空間再現ディスプレイ(Spatial Reality Display/型番:ELF-SR1)を使った展示などを実施する。入場チケットは平日で大人2,800円から。

「Spatial Reality Display」(表示画面はイメージ)

ソニーの空間再現ディスプレイは、本体上部にある独自の高速ビジョンセンサーで視聴者の顔を捉え、3DCGをリアルタイムにレンダリングし、視点位置に合わせた高精細な裸眼立体視を実現するもの。

恐竜科学博では「発見ラボラトリー ~科学が解き明かすララミディア大陸~」エリアに空間再現ディスプレイが設置され、トリケラトプス・エドモントサウルス・ティラノサウルスの解説コーナーで、恐竜の3DCGモデルを展示。「目の前に実物がいるかのようなリアルな映像体験により、楽しみながら恐竜の肌の質感や体のつくりなどを観察」できる。

「フィールドツアー ~少年トリケラトプスの冒険~」エリアでは、360立体音響技術を用いて構築された音による仮想的な空間拡張体験で、白亜紀にタイムトラベルしたような没入体験が可能。

(C)DinoScience 恐竜科学博製作委員会

企画から製作まで約2年を費やしたという「白亜紀体験シアター ~恐竜たちが生きる世界~」エリアでは、横12m、高さ6.8mの超高精細なCrystal LEDや、7.1.2chのサラウンド音響システム、ハプティクス技術(触覚提示技術)による映像に合わせた床からの振動、風の演出など、ソニーのさまざま独自技術によって、まるで恐竜がいた時代にタイムスリップしたかのような興奮が味わえるという。

トリケラトプス「レイン」※ヒューストン自然科学博物館所蔵
ワークショップでは「恐竜せっけんづくり」などが楽しめる(写真はイメージ)

そのほか、これまで門外不出とされ、ヒューストン自然科学博物館でのみ展示されていた“奇跡の化石”、トリケラトプス「レイン」の実物全身骨格が、日本初上陸を果たすほか、人気声優の花江夏樹、森川智之、恐竜科学博の公式アンバサダーを務めるアイドルグループ・日向坂46の小坂菜緒による音声ガイド、子どもも大人も楽しみながら学べる3つの体験ができる「恐竜ワークショップ」なども用意される。

イベント概要などの詳細は、公式サイトまで。