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ユナイテッド・シネマ、スピーカー内蔵の新型観客椅子を共同開発

FLEXOUNDの「FLEXOUND Pulse」紹介ページより

ユナイテッド・シネマは、フィンランドの拡張音響システム開発会社であるFLEXOUND Augmented Audioと、映画館向けの新型椅子「FLEXOUND Pulse」を共同開発した。FLEXOUNDが持つ特許技術を活用し、「お客様一人一人が自分だけの音響環境をたのしめるとてもプライベートな映画体験」を提供する。

包み込むようなデザインの椅子で、さながらプライベートシネマのように他の観客を気にすることなく映画に集中できる。ひとつひとつの椅子がスピーカーを持ち、サラウンドによる立体音響はもちろん、重低音を補助する仕組みも搭載している。これにより、これまで困難だった立地条件でも映画館出店が見込めるため、「よりお客様の身近に映画を提供することができるようになる」とのこと。

両社は2019年から次世代型映画館の開発を目的として協力しており、今回の新型椅子はそのひとつの成果となる。

ユナイテッド・シネマはFLEXOUND Pulseを導入した次世代型映画館について「今後の進捗報告にてお知らせいたしますのでご期待ください」としている。