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Fyne Audio、上位モデルの設計思想を持ち込んだ「F500」特別モデル

「F500 SP」(ピアノグロス・ブラック)

アクシスは、Fyne Audioより、コンパクトなデザインと高いコストパフォーマンスを特徴とするスピーカー「F500」シリーズの特別モデル「F500 SP」を、11月に発売する。外装フィニッシュはピアノグロス・ブラック、ピアノグロス・ホワイト、ピアノグロス・ウォールナットの3種。価格は、いずれもペアでブラックとホワイトが230,000円(税別)、ウォールナットが270,000円(税別)。

F500SP用スタンド「FS6」も、120,000円(ペア/税別)で発売する。ダンピング材は付属しない。

2019年末にリリースされたF502 SP、'20年末のF501 SPに続く、スペシャルプロダクション(SP)シリーズの第3弾。フラッグシップモデル「F1」と「F700」シリーズの開発で得られた高度なエンジニアリングとアコースティックデザインをトリクルダウン。そのアドバンテージを、オリジナルのF500とほぼ同じサイズのコンパクトキャビネットに投入した2ウェイ・ブックシェルフスピーカー。

ユニット構成は150mm径のISOFLAREポイントソース・ドライバー×1。ISOFLAREは、全帯域にわたる優れた位相特性と広大な指向特性を両立するファイン・オーディオ独自のポイントソース・システムで、F500 SPでは、マルチファイバー・コーンを使った中低域用ユニットと、25mm径のマグネシウムドーム・コンプレッション・ツイーターで構成される。

中低域用ユニットには、F700シリーズと同一素材によるマルチファイバー・コーンと「FyneFlute」サラウンドを採用。ツイーターにも、同じくF700シリーズと同様のプレミアムマグネシウムドーム・ダイヤフラムを採用している。

再生周波数帯域は42Hz~34kHz、インピーダンス8Ω、感度は90dB(2.83Volt@1m)。推奨アンプ出力は30~120W、許容入力は60W。クロスオーバー周波数は1.7kHz。グリルはマグネット着脱式。

外形寸法は200×320×323mm(幅×奥行き×高さ)、重さは1本あたり9kg。

ピアノグロス・ホワイト
ピアノグロス・ウォールナット