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リコー360度カメラ「THETA」にディスプレイ内蔵モデル。今春発売

ディスプレイを内蔵した「THETA X」

リコーは、360度カメラの新モデルとして、シリーズで初めて大型カラーディスプレイを内蔵した「THETA X」を海外発表した。ボディカラーはMetallic Gray。日本国内では今春の発売が検討されており、詳細については「準備が整い次第、ご案内させていただきます」としている。

本体に2.25型のLCDタッチパネルを搭載。スマートフォンアプリを使うことなく、撮影した画像の確認や撮影設定の変更といった操作ができる。自動輝度調整機能も備えた。

最大60MP(11,008×5,504ドット/11K)の静止画撮影と、高精度ステッチングによる360度撮影ができる。動画撮影機能も強化され、最大5.7K、30fpsでの撮影が可能になった。

外部メモリーカードへの記録にも新たに対応。64GB以上のmicroSDXCカードを利用できるようになった。内蔵ストレージは約46GB。バッテリーも交換式となったため、長時間撮影も可能。

バッテリー持続時間は写真撮影で約220枚、動画撮影時は5.7K/30fpsで約30分、4K/30fpsで約55分。バッテリーは「DB-110」で、容量は1,350mAh。

高速なワイヤレス転送が利用できるほか、GPS(QZSS)とA-GPSを内蔵したことで、360度撮影した地点の情報をより高い精度で取得できる。

レンズ部も含めた外形寸法は51.7×29.0×136.2mm(幅×奥行き×高さ)、SDカードとバッテリーを含めた重さは約170g。