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リコー、THETAを見守りカメラ化するサービス。12月31日まで無料
2020年5月29日 17:46
リコーは、新型コロナウイルスの感染拡大を予防する新しい生活様式に対応するための支援として、360度の全天球画像カメラ「RICOH THETA」を活用した見守りサービス「RICOH360 – かんたん見守りサービス」を5月29日より提供開始。12月31日まで無償提供する。
RICOH THETA V/Z1を利用して、自宅内や職場などの離れた場所から、在宅中の子どもなど家庭の様子や、事務所・店舗の様子の確認できる一般ユーザー向けのサービス。
1分おきにインターバル撮影された360度の画像を、クラウドサーバーで記録して専用サイトから閲覧する方式で、インターバル撮影された画像は、あらかじめTHETA本体と紐付けたアカウントからのみアクセス可能。ヒートマップ機能を使うと、簡易的に密集状況も把握できる。
画像はTHETA本体には残らない仕組みになっているほか、法人向けに提供している RICOH THETA 行動分析サービス「RICOH360 -Analysis」の仕組みを活用し、セキュリティ面においても十分に配慮した画像管理が行なわれるとしている。
サービスを利用する際は、専用のプラグインをTHETA本体にインストールし、スマホアプリ「RICOH THETA」でTHETA本体にクライアントモード設定や、プラグインの起動、アカウント設定を行なう必要があるほか、THETA本体がWi-Fiに接続可能な環境が必要。
設定後はTHETA内のプラグインプログラムが、インターバル撮影、および専用サイトへの画像アップロードの処理を行なう。撮影時間帯の設定や、人物部分を自動でぼかす機能の設定も可能。なお、見守りカメラとして使わない間は、通常の360度カメラとして利用できる。