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M1チップ搭載の新型「iPad Air」。74,800円から

M1チップを搭載した新型「iPad Air」

アップルは3月9日に、オンラインで新製品発表会を開催し、M1チップを搭載した新型iPad Airを発表した。日本では3月11日午後10時から予約受付を開始し、3月18日に発売する。ストレージ容量は64GBと256GB、Wi-Fiモデルと5G対応のWi-Fi+Cellularモデルが用意され、価格はWi-Fiモデルが74,800円から、Wi-Fi+Cellularモデルが92,800円から。カラーはスペースグレイ、スターライト、ピンク、パープル、ブルーの5色。

発売中のiPad Proと同じ、M1チップを搭載し「パフォーマンスを次のレベルに」引き上げたという。チップの構成は8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engine。これによりCP性能は従来モデル比で60%、GPU性能は2倍に引き上げられた。

ディスプレイは10.9インチのLiquid Retinaディスプレイで、輝度は500nit。P3広色域やTrueToneなどをサポートする。解像度は2,360×1,640ドット/264ppi。ステレオスピーカーを内蔵し、トップボタンにはTouchIDを搭載した。3軸ジャイロや加速度センサー、気圧計、環境光センサーも内蔵。

フロントカメラは1,200万画素の超広角カメラに進化。ビデオ通話時などに、被写体をフォローして画角を調整する「センターフレーム」に対応。これでiPad全モデルがセンターフレーム対応となった。背面には1,200万画素の広角カメラを搭載し、4Kビデオ撮影やドキュメントのスキャン、ARなどを楽しめる。

USB Type-Cの転送速度は前モデルから最大2倍に強化された

5GとWi-Fi 6、Bluetoothにも対応。最大10Gbpsのデータ転送が可能なUSB Type-Cポートも備えており、ファイルサイズの大きい写真や動画データを、より高速に取り込むことができる。ディスプレイ接続時は最大6K解像度もサポートする。

Magic Keyboardなどに対応

アクセサリーとして、第2世代Apple PencilやMagic Keyboard、Smart Keyboard Folioをサポート。全6色展開(black、white、electric orange、dark cherry、English lavender、marine blue)のSmart Folioカバーも利用できる。

搭載OSはiPadOS 15。筐体には100%リサイクルのアルミニウム素材、ロジックボードのはんだ付けには100%リサイクル素材のスズを使うなど、環境にも配慮されている。

外形寸法は247.6×178.5×6.1mm(縦×横×厚み)、重さはWi-Fiモデルが461g、Wi-Fi+Cellularモデルが462g。1mのUSB Type-C充電ケーブル、20W USB Type-C電源アダプタが付属する。