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Razer、ハイブリッドANC搭載ゲーミングワイヤレスヘッドセット

Barracuda Pro

Razerは、ワイヤレスゲーミングヘッドセット2機種を6月17日に発売する。価格はともにオープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、アクティブノイズキャンセリング(ANC)搭載の「Barracuda Pro」が37,400円、ANCは非搭載だが3.5mm接続にも対応する「Barracuda」が25,300円。

ともに付属のドングルによる2.4GHzのワイヤレス接続とBluetooth接続の切り替えが可能なゲーミング向けのワイヤレスヘッドセット。Bluetooth 5.2準拠でコーデックはAACとSBCに対応する。Barracudaは3.5mmオーディオケーブルによる有線接続にも対応している。

ドングル

2.4GHz/Bluetoothの切り替えはイヤーカップに備えたボタンを2回タップして行なえる。2.4GHzで接続時にスマホなどに通話があった場合、切り替えてヘッドセットのまま通話が可能なほか、Razer AudioアプリでBluetoothデバイス着信をブロックする「着信拒否」モードも利用できる。

Barracuda Pro

ハイブリッド型のANCを採用し、人の話し声、車の音、その他の周辺音といった低音・中音を遮断する外向きのマイクと、飛行機の音などの低音域に対する感度に優れる内向きのマイクを搭載し、低音から高音まであらゆるノイズを検知して打ち消すとしている。

ノイズ、歪み、消費電力を最小限に抑える増幅技術THX Achromatic Audio Amplifier(THX AAA)搭載の内蔵アンプを装備。バッテリー消耗を抑えながら、ゲーム、音楽、映画で明瞭でピュアなサウンドを楽しめるとしている。

Razer TriForceバイオセルロース50mmドライバーを初搭載。高、中、低の音域の高精度チューニングを可能にする特許取得済みの「TriForce」を維持しつつ、超薄型バイオセルローススピーカーダイヤフラムを採用。高調波における歪みを低減するため、音を忠実に再現するという。

高精度の立体音響とリアルな音質を実現するTHX Spatial Audioにより、没入感を向上。ゲーム内の状況をより的確に認識できるため、相手より優位に立てるとする。なお、THX Spatial Audioは、Windows 10 64bit以降のみで利用できる。

Razer Audioアプリから、ノイズキャンセリングの調整やEQプリセット、設定の自動調整なども行なえる。

ブームマイクではなく、内蔵型ノイズキャンセルマイクを採用。2つのマイクを使い指向性を持たせる「ビームフォーミング技術」により主に口元のごく一部のエリアから音を拾うため、外部の音を最大限に遮断できる。ノイズキャンセリングにより、最大約70dB(混雑した道路に相当)までの周辺音も効果的に遮断できる。

最大連続再生時間は40時間。周波数特性は20Hz~20kHz。インピーダンスは32Ω。感度は96dB SPL/mW@1kHz。

重量は340g。USB-Cワイヤレスドングル、充電用USB-C to Aケーブル、USB-C to A変換アダプタ、キャリングケースなどが付属する。

Barracuda

Barracuda

Barracudaでは、2.4GHzとBluetoothのほか、3.5mmのアナログ接続に対応。50mm径のTriForceチタンドライバーを採用し、高音、中音、低音をそれぞれ調整できる新しい特許取得済みの設計で高音域をさらに豊かに、低音域をさらにパワフルにしたクリアなサウンドが広がるとしている。没入感を深めるTHX Spatial Audioも搭載。

Barracuda Proと同様に内蔵型のビームフォーミングノイズキャンセリングマイクを採用している。

最大連続再生時間は40時間。周波数特性は20Hz~20kHz。インピーダンスは32Ω。感度は96dB SPL/mW@1kHz。

重量は300g。USB-Cワイヤレスドングル、充電用USB-C to Aケーブル、USB-C to A変換アダプタ、3.5mmステレオミニケーブルなどが付属する。