LUMIX GH6動画機能強化。NINJA V+/V対応、ProRes画質モード拡充

パナソニックは、 ミラーレス一眼カメラLUMIX「DC-GH6」の動画撮影機能を向上させるファームウェアVer.2.0を7月5日に公開する。ATOMOSの「NINJA V+」や「NINJA V」へのHDMI経由での動画RAWデータ出力に対応するほか、Apple ProRes 422 HQ / ProRes 422に画質モードを追加する。

Ver.2.0では、5.7K(5,728×3,024)、Cinema4K(4,096×2,160)、アナモフィック5.8K(5,760×4,320)、アナモフィック4.4K(4,352×3,264)の動画RAWデータを、ATOMOS製NINJA V+/NINJA Vに、HDMI経由で出力できるようになる。

ポストプロダクション時の編集やグレーディングに有効なApple ProRes RAWをNINJA V+/NINJA Vで記録できるので、プロの映像制作ワークフローへ柔軟に対応できる。

NINJA V+/NINJA Vで記録したApple ProRes RAWデータは、対応した編集ソフトウェアを使用して、カラーグレーディングを行なえる。さらに、V-Log/V-Gamutと同じ色合いで動画RAWデータをソフトウェアで編集できる、専用のLUTを用意。

慣れ親しんだV-Log/V-Gamutの色合いに変換してカラーグレーディングできるため、パナソニック製のシネマカメラVARICAMシリーズや、フルサイズミラーレス一眼カメラLUMIX Sシリーズなどと容易に絵合わせができる。

さらに、ProResのカメラ内部記録において、新たにCinema4KとFHDの画質モードを追加。映像制作において目的に応じた画質、フレームレート、ビットレートを選択できるため、撮影からポストプロダクションまでのワークフローを効率化可能。FHDの動画画質においては、CFexpressカードだけでなくSDカードでも内部記録が可能。