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Acoustune、ミリンクスドライバ搭載イヤフォン。定番HSシリーズ2種

「HS1790TI」(左)、「HS1750CU」(右)

ピクセルは、Acoustuneブランドのイヤフォン2機種を6月24日に発売する。価格は各オープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、音響チャンバー部がチタンの「HS1790TI」が120,980円前後、ブラス(真鍮)の「HS1750CU」が74,800円前後。発売に先駆け、10日より予約受付を開始する。

HS1790TI

「HS1790TI」

日本庭園の枯山水をイメージした切削痕の加工が施された切削アルミハウジングに、チタン製の薄膜ドーム加工がなされた「第2世代ミリンクスコンポジットドライバー」が格納されたチタン製チャンバーボディを搭載したイヤフォン。

第2世代ミリンクスコンポジットドライバーは、医療グレードのポリマーバイオマテリアル「ミリンクス」を振動板に採用したミリンクスドライバーに薄膜チタンドームを組み合わせ、「HS1300SS」や「HS2000MX SHO -笙-」の開発で得られた技術と知見を活かしリファインしたダイナミックドライバー。

HS1695TI/HS1697TIのサウンドを踏襲しながらこの時に得られた知見を反映してファインチューニングを行なったという。

音響チャンバー部(ドライバー格納)と機構ハウジング部(コネクター格納)を完全に分離したモジュラー構造によって、音響部分と機構部分の相互干渉を低下させることにより音質劣化を抑制するモジュラーメタルボディの特徴はそのままに、HS2000MX SHO -笙-やHS1300SS以降の次世代デザインアイデンティティを採用。音響特性、外観、フィット感などあらゆる面で進化した製品としている。

音響チャンバー部にチタン、機構ハウジング部にアルミニウムを採用。チタンチャンバーはアルミやステンレスより高い硬度の為、共振抑制効果が向上し、ドライバーのレスポンスも改善。全域にわたる圧倒的な表現力と広い音場を実現したという。

特にチャンバー部は音質向上を目指す中で、音響空間確保の為に非常に薄く金属加工する必要があったが、その強度維持の為にデザイン性も兼ねてリブ形状を追加するなどの改善がなされている。

イヤフォン側端子にはPentaconn Earを採用。付属ケーブルは、シルバーコートOFC線と極細OFC線のハイブリッドケーブル(3重シールド/2重ツイスト)を8芯構成にした「ARC51」。

「ARC51」

周波数特性は10Hz~25kHz。感度は110dB@1mW。インピーダンスは24Ω@1kHz。

重量は約48g(ケーブル含む)。イヤーピースは「AEX07」(XS/S/M/L/XL)とフォームタイプの「AET02」の2種類が付属。そのほか、アルミケース、キャリーケース、ケーブルクリップ、ケーブルタイなどが付属する。

HS1750CU

「HS1750CU」

マットブラックのアノダイズ処理が施された切削アルミハウジングに、「第5世代ミリンクスドライバー」が格納された切削ブラス(真鍮)製チャンバーボディを搭載したイヤフォン。素材の特性を活かした、沈み込むような低音と豊潤な音響特性が特徴としている。

第5世代ミリンクスドライバーは、HS1600シリーズで採用された第4世代ミリンクスドライバーに、HS1300SSやHS2000MX SHO -笙-の開発で得られた技術と知見を活かしリファイン。「HS1650CU」のサウンドを踏襲したファインチューニングを施したとする。

HS1790TI同様のデザインアイデンティティを採用。音響チャンバー部にブラス、機構ハウジング部にアルミニウムを採用し、高い応答性を持ちながらもブラス素材の持つ深く沈み込むような低域表現を実現している。

イヤフォン側端子はPentaconn Earで、付属ケーブルは「ARC51」。

周波数特性は10Hz~25kHz。感度は110dB@1mW。インピーダンスは24Ω@1kHz。

重量は約52g(ケーブル含む)。「AEX07」(XS/S/M/L/XL)とフォームタイプの「AET02」の2種類のイヤーピース、アルミケース、キャリーケース、ケーブルクリップ、ケーブルタイなどが付属する。