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JBLの“白いスピーカー”「4312G Ghost Edition」

「4312G Ghost Edition」

ハーマンインターナショナルは、JBLのモニタースピーカー「4312G」の追加カラーとして「4312G Ghost Edition」を8月に発売する。価格はペアで35万2,000円。

6月の「OTOTEN2022」でも展示されていたモデル。JBL70周年記念として登場した限定モデル「4312SE」とJBL L Classicシリーズの最上位モデル「L100 Classic」の技術要素を移植したスタジオモニタースピーカーで、追加されるGhost Editionでは、キャビネットに白木調の木目仕上げを採用した。「JBLスタジオモニターのプロフェッショナルサウンドを、インテリアと溶け込むように調和させながら設置することを可能にする」という。このカラー追加により、4312Gはレギュラーモデルのブラック色と合わせて2色展開となる。

低音域用ウーファーにはJBL史上最強という300mm径1200FE系ユニットの特徴を受け継ぎつつ、最新技術でさらなる低歪化を実現した「JW300SB-8」、中音域には4312ファミリーをはじめとする3ウェイ・ブックシェルフ型スピーカーに搭載されてきた125mm径ユニットの系譜を受け継ぎ、さらなる低歪とフラットレスポンスを目的に開発されたミッドレンジ・ユニット「JM125PC」、高音域用には25mm径アルミ-マグネシウム合金ドームツイーター「054AlMg-1」を搭載した。

これらユニット群を、伝統のディメンションを継承しながら内部補強が施されたキャビネットに格納することで、レスポンスを最大限に活かす音響特性を確保している。再生周波数帯域は44Hz~40kHz(-6dB)、出力音圧レベルは90dB(2.83V/1m)、クロスオーバー周波数は640Hz、5kHz。推奨アンプ出力は10~200W(RMS)。

グリルを含めた外形寸法と重さは、362×305×597mm(幅×奥行き×高さ)、25.2kg/1台。