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オーテク、“透明なターンテーブル”。60周年モデル詳細発表

アクリル製のターンテーブル「AT-LP2022」

オーディオテクニカは、創業60周年記念モデルを追加発表。モダンインテリアにマッチするというアクリル製のターンテーブル「AT-LP2022」を12月16日に発売する。価格は176,000円。世界限定3,000台の生産で、直販サイトで11月7日10時から予約販売を開始する。

また、既発表の60周年記念モデルの発売日・予約開始日・限定台数も発表。MCカートリッジ「AT-MC2022」は世界限定60台、ヘッドフォン「ATH-W2022」は世界限定100台。どちらも11月25日発売で、予約開始は11月7日10時。価格は各132万円。

MCカートリッジ「AT-MC2022」
ヘッドフォン「ATH-W2022」

オーテク60周年記念の超弩級ヘッドフォン/カートリッジを聴く

アクリル製のターンテーブル「AT-LP2022」

共振の抑制と、透明感あふれる美しいデザイン性を融合させたという、厚さ30mmの高密度アクリルシャーシを採用。「ピュアなアナログサウンドを目でも耳でもお楽しみいただける」という。

プラッターもアクリル製で、16mm厚。安定した回転を保持するスピードセンサーを搭載した、高精度DCモーターを採用。33/45回転に対応可能なベルトドライブ方式のターンテーブル。高さ調整が可能なカーボンファイバー素材を採用したストレート型トーンアームを採用している。

特別に設計された高さ調節可能なアイソレーションフィートを採用。安定性とハウリングマージンを確保している。

製品には「AT-VM95E BK」(0.3x0.7milの楕円針)が付属するが、AT-VM95シリーズとの互換性があるため、好みの交換針を使用可能。

超高域を拾い上げ、情報量豊かな音を奏でるというシバタ針も同梱。60周年記念モデル限定、特別カラーとなり、付属のカートリッジ「AT-VM95E BK」に装着されている楕円針(ブラックカラー)との交換も可能。音の聴き比べも手軽に楽しめる。

AC/DC変換をシャーシの外に出すことで、シグナルチェーン内のノイズを低減し、ターンテーブルの安定性を高めた。

60周年記念モデルでは、日本の伝統的技法である越前和紙を用いたスリーブを採用。本体背面には当社60周年の記念ロゴとシリアルナンバーが記載される。