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レコード挟んでどこでも再生! 復刻オーテク「サウンドバーガー」使い方

サウンドバーガーを復刻した「AT-SB2022」

オーディオテクニカは、創業60周年記念モデルを相次いで発表しているが、中でも話題なのが、レコードを挟んでどこでも聴ける「サウンドバーガー」を40年ぶりにワイヤレスで復刻した「AT-SB2022」だ。11月7日発売で、価格は23,800円。直販サイト限定販売かつ、世界で7,000台の限定生産で、11月7日10時から注文できる。

詳細は先日掲載したニュース記事の通りだが、初代から約40年、そもそもこのサウンドバーガーが、どのようにして使うものかわからない人も多いだろう。そこで、“レコードを再生するまでの手順”を動画で撮影してみた。

40年ぶりに復刻! オーディオテクニカ「AT-SB2022」のレコード再生方法

オーテク、レコードを挟んで再生「サウンドバーガー」復刻。Bluetooth送信可能

サウンドバーガーは1980年代に発売していたもので、復刻モデル・AT-SB2022も当時の美学をモチーフにした、赤くレトロなデザインが特徴だ。

復刻した「AT-SB2022」
こちらは1980年代のサウンドバーガー

なお、かつてのサウンドバーガーはイヤフォンを接続して楽しむ製品だったが、復刻モデルは新たにBluetooth送信機能を搭載。BluetoothスピーカーやBluetoothヘッドフォン、ライン出力を使ってアクティブスピーカーと接続して楽しむ製品になっている。

復刻した「AT-SB2022」の口を開いたところ。デザインはかつてのサウンドバーガーとそっくりだが、側面にBluetoothペアリングボタンを備えるなど、細かな部分が異なる
1980年代のサウンドバーガーのチラシ。イヤフォン出力を2系統備え、2人でレコードが聴けるプレーヤーとしてアピールしていた

本体サイズは、レコードジャケットと一緒に飾れる10×30cm。携帯性とトーンアームの安定性を両立させるため、バネにより針圧をかけるダイナミックバランス方式を採用している。針先は世界的に流通している、オーディオテクニカの交換針「ATN3600L」(別売)に交換して使用できる。

33/45回転に対応可能なベルトドライブ方式。安定した回転を保持する高精度DCモーターを採用。プラッターは制振設計を施したアルミニウム合金ダイキャスト仕上げ。

バッテリーも搭載しているので、屋外でも使用できる。USB-Type C経由で充電するが、充電用USB電源アダプターは付属しない。フル充電で12時間再生が可能だ。

なお、このAT-SB2022は、11月4日に開幕したイベント「Analog Market」の会場で体験する事も可能。詳細は同日掲載した、ハイエンドデジタル接続ヘッドフォン「ATH-WB2022」の試聴と、イベント紹介記事を参照のこと。

オーテク「前人未踏ヘッドフォン」をAnalog Marketで聴いてみた