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Samsung、31.5型4KのQD-OLED量産開始。360Hz対応27型も'24年市場へ

31.5型4KQD-OLEDパネル(左)と、360Hz駆動の27型QHD解像度のOD-OLEDパネル

韓国Sunsung Displayは13日(現地時間)、31.5型4K解像度のQD-OLEDパネルの量産を開始したことを明らかにした。また、最大360Hzの高リフレッシュレート対応パネル(27型)も開発。2024年初頭にも、同パネルを採用したモデルがメーカーから発売される予定という。

新たに量産開始した31.5型4Kパネル(3,840×2,160ドット)には、極めて精密なインクジェット印刷技術を量子ドット発光層に導入。インクジェットノズルと噴射量を最適化することで、65型8Kテレビの画素密度に相当する140PPIを実現したという。

360Hzの高リフレッシュレート対応パネルは、27型QHD(2,560×1,440ドット)解像度のQD-OLEDで、ゲーミングディスプレイ市場をターゲットに開発したもの。独自のAI駆動アルゴリズム「Quantum Enhancer」により、最大360Hzもの駆動と0.03ミリ秒の高速応答時間を達成。特にFPSゲームなどにおいて、優れたユーザーエクスペリエンスが提供できるとしている。