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「トップガン」「アバター」で活躍するシネマカメラ延長システム。ソニー広報note

ソニー株式会社|広報note

ソニーは19日、商品やサービスに込めた開発者の想いや裏話などを掲載する「広報note」において、「ハリウッドも注目!『VENICE』の延長ケーブルシステムから広がる新しい映像制作の世界」を掲載。デジタルシネマカメラ「VENICE 2」とエクステンションシステムについて、撮影監督の声を交えながら紹介している。

「CBK-3620XS」

エクステンションシステム「CBK-3620XS」は、画質を劣化させずに、カメラのヘッド部分を本体から取り外して使用できるようにするもの。最長12mの延長が可能で、カメラヘッドも小型で軽量であることから、特殊な環境下でも様々なシーンを撮影できるという。

また、既発売モデルでは非対応だったカメラヘッドの傾きに合わせた水準器表示とメタデータの記録に対応。カメラヘッドとカメラの傾きが異なる撮影でも、カメラヘッドの傾き情報を確認でき、VFX制作のワークフローにも貢献しているという。

「トップガン マーヴェリック」や「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」でも採用されており、それぞれの撮影監督からも高く評価されている。

「トップガン マーヴェリック」撮影監督 クラウディオ・ミランダ

「VENICE」のエクステンションシステムは、長編の映画撮影の柔軟性を高める素晴らしい機材です。エクステンションシステムは、クリエイティビティを最大限発揮するための、自由度の高い撮影を可能にしてくれます。

「アバター」映画監督 ジェームズ・キャメロン

ソニーのVENICEは、今までに見たことのない映像を見せてくれました。暗い部分は豊かで深く、まるでベルベットのように柔らかく、ハイライトは驚くほど明るかったのです。初めて「ハイダイナミックレンジ」という言葉を実感した瞬間でした。

2021年アカデミー賞受賞 撮影監督 エリック・メッサ―シュミット

「VENICEエクステンションシステム2」は、私にとって必要不可欠の大事な機材です。これまで愛用してきた画像センサーを最大限活用しながら、これまでにない撮影を実現できています。