フォステクス、ウォールナットハウジングのRP振動板ヘッドフォン。Amazon限定

「T60RP(WN)」

フォスター電機フォステクスカンパニーは、独自開発のRP振動板(Regular Phase/平面振動板)を搭載したT60Pをベースに、高級木材の黒胡桃(ウォールナット)無垢削り出し材ハウジングを採用した特別仕様モデル「T60RP(WN)」を、2月3日にAmazonで数量限定モデルとして発売する。価格はオープンプライス。実売想定価格は44,550円前後。

モニターヘッドフォンとして世界中のミュージシャン、エンジニアに認められたRP振動板を搭載し、リスニング仕様に最適化することで「新たなるRPサウンド」を実現したT60RPをベースに、プレミアムヘッドフォン「TH610」にも使用している黒胡桃無垢削り出し材をハウジングに採用した。

RP振動板は、高耐熱ポリイミドフィルムをベース材に銅箔エッチングを施したものを使用。ドライバーユニットにはネオジウムマグネットを採用し、「広い再生帯域を持ち、優れたトランジェント特性と3000mW までの高い耐入力を実現している」という。

ヨークには炭素含有量を従来の半分以下とした素材を新たに採用し、磁気伝達の効率化を実現してリニアリティの向上を図った。ハウジングに黒胡桃無垢削り出し材を作用することで、RP振動板の繊細な表現力に深みと艶やかさが加えられた豊かな音質を楽しめるとのこと。

再生周波数帯域は15Hz～35kHz、インピーダンスは50Ω、感度は92dB/mW。

装着感を追求したアラウンドイヤー型イヤーパッドを採用し、長時間でも快適に使用できる。付属ケーブルはステレオミニのアンバランスケーブル(長さ1.5m)で、高音質OFC導体を採用。「全帯域において解像度が高く、切れの良いサウンドを実現している」という。別売りで2.5mmや4.4mm、XLRのバランスケーブルも用意する。

ケーブルを除いた重さは約400g、ステレオミニ-ステレオ標準の変換コネクタや、専用ポーチなどが付属する。