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デノン&マランツ「HEOSアプリ」がUI刷新。音楽再生・検索がより便利に

ディーアンドエムホールディングスは15日、デノン・マランツ製品をコントロールするアプリ「HEOS」をアップデートした。利用者からのフィードバックを基に、ユーザーインターフェースを一新。「より選曲しやすく、新しい音楽と出逢う機会が増えるような構成」へ、ブラッシュアップされた。

具体的には、アプリ内のナビゲーションタブを一新。従来の「ルーム」「ミュージック」「再生中」のタブは、「ホーム」「ルーム」「検索」の3つに変更。ナビゲーションをより直感的にするだけでなく、「フレッシュでユーザーフレンドリーなデザインで、HEOSアプリの変化を体感」できるという。

新しいホーム画面では、お気に入りのストリーミングサービス、インターネットラジオステーション、入力ソース、HEOSプレイリストに素早くアクセス可能。再生履歴や、お気に入りのサービスからのおすすめの楽曲、新着の楽曲などの表示も追加され、従来より素早く聴きたい曲を見つけられるようになった。

HEOSプレイリストには、複数のストリーミングサービスの楽曲やローカルのミュージックサーバーの楽曲を混在でき、サービスや音楽の保存場所に限定されない自由なプレイリストの作成が可能。入力ソースやストリーミングサービス、再生履歴などの表示順は自在にカスタマイズでき、ユーザー専用のホーム画面にできるという。

検索機能もアップデート。ストリーミングサービスやインターネットラジオ、ローカルのミュージックサーバー、USBメモリー、スマートフォン内の音楽ファイルなど、ファイルの保存場所に関わらず、すべての音楽を一度にまとめて検索。お気に入りのアーティストやアルバム、曲のタイトルを入力すれば、対応するすべてのライブラリから音楽を検索できるようになった。

再生中のコンテンツは、常時表示できるように変更。「ホーム」「ルーム」「検索」のどのタブを表示していても、再生中の曲が画面下部の「再生中バー」に表示されるようになった。

再生中バーをタップすれば全画面表示に切り替わり、音量調整や再生操作、イコライザーの調整、ファイルフォーマットの確認などを行なうことができる。

新しいHEOSアプリは、App Store(iOS/iPad OS)、Google Playストア(Android)からダウンロード可能。スマートフォン/タブレット用HEOSアプリ、およびHEOS Built-in製品のファームウェアを最新版にアップデートして使用できる。

Bluetooth送信機能の追加やDirac Live対応も

HEOS Built-in製品のファームウェア・アップデートも15日に行なわれ、以下の対象モデルに機能追加が実施された。

Bluetooth送信機能の追加

Bluetoothでの音声入力に対応するヘッドフォン、スピーカー、テレビなどのデバイスに音声信号を送信することが可能

対象モデル
デノン
プリメインアンプ:PMA-900HNE
ネットワークオーディオプレーヤー:DNP-2000NE

マランツ
プリメインアンプ:MODEL 40n
※上記機種からはヘッドフォンの音量調整はできない。音量調整機能付きBluetoothヘッドフォンを利用する必要がある

Dirac Live Bass Control対応

対象モデル
デノン
AVサラウンドアンプ:AVC-A1H
AVサラウンドレシーバー:AVR-X4800H、AVR-X3800H

マランツ
AVプリアンプ:AV 10
AVサラウンドレシーバー:CINEMA 40、CINEMA 50

※Dirac Liveの機能を使用するには、有料のライセンスおよび対応する測定用マイクの購入が必要