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Monitor Audio、クラスDアンプ搭載のサブウーファー3種。アプリ機能も
2024年1月12日 12:50
ナスペックは、Monitor Audioブランドのサブウーファー3機種を発売する。ユニットサイズの異なる10/12/15インチを用意。ラインナップと価格は、「Anthra W10」が297,000円、「Anthra W12」が385,000円、「Anthra W15」が550,000円。カラーはそれぞれHigh Gloss BlackとSatin Whiteの2色。
同ブランドの音響ノウハウと直感的に使用できる使いやすさを備えた、シンプルなデザインのアクティブサブウーファー。3機種の違いはユニットサイズとアンプの出力、それに伴うキャビネットサイズや電源の容量などで、採用している全ての材質、アンプのメーカーや質については全く同じ物で揃え、全く同じ技術で統一して作られている。
ドライバーには、リジッド・サーフェス・テクノロジーII(RST II)とセラミック・コーティング・アルミニウム・マグネシウム・コーン(C-CAM)を採用。これは、Silver Seriesで新たに開発されたドライバーで、メンブレン表面に放射線状にディンプル(窪み)加工を施し、薄さ軽さを損なうことなくコーンの剛性が大幅に向上している。同ブランドのサブウーハーコーンに適用されたのは初で、音を歪ませる可能性のある機械的な曲げ力に、放射面が抵抗できるようにした。
クラスDアンプを装備し、出力はW10が瞬間最大450W/連続390W、W12が瞬間最大1,325W/連続700W、W15が瞬間最大2,500W/連続1,400Wを実現。アンプと電源は連動して設計されているため、より優れた効率と低歪みを実現できるという。
頑丈なMDFキャビネットを使用。フロントバッフルには36mm厚、その他の壁面には、W10は18mm厚、W12とW15は25mm厚のものを採用。音響学的に最適化された内部補強と骨組みにより、極めて高い強度を誇るとする。
背面には、回転ダイヤルとフルカラーディスプレイを装備。設定はスマホアプリからも行なえる。EQも備え、Music、Movie、Impactのプリセット3モードを備えるほか、マニュアルでも設定できる。
入出力端子はともにRCA、モノラル/LFE バランスXLR。周波数下限値は-6dB@16Hz。周波数上限値は-6dB@400Hz(LPF OFF)。ローパスフィルターは20Hz〜200Hz(-3dB〜-48dB/Oct ロールオフ調整可)。
外形寸法/重量、消費電力は以下の通り。
- W10
外形寸法:321×321×321mm
重量:22.2kg
消費電力:120W - W12
外形寸法:374×374×374mm
重量:32.4kg
消費電力:200W - W15
外形寸法:439×439×439mm
重量:40.3kg
消費電力:550W
【仕様】