ソニーモバイル、NFCやワンセグ対応の「Xperia AX」
NFCでスピーカーとワンタッチBluetooth連携
Xperia AX |
ソニーモバイルコミュニケーションズは、日本市場向けのスマートフォンとして高速通信のLTEに対応した「Xperia AX」を発表した。日本市場には年内投入予定で、NTTドコモのホームページでは、10月11日に開催する冬モデル発表会での詳細発表を予告している。
Xperia AXは、'12年8月に世界市場向けに発表した「Xperia V」の日本市場向けモデルで、4.3型のHD Reality液晶や新モバイルブラビアエンジン2を搭載し、コンテンツに応じてシャープネスを調整することで従来より美しい映像を楽しめるとする。OSはAndroid 4.0.4。
ワンセグやおサイフケータイ、赤外線通信などの日本市場向け機能も搭載。また、NFC(近距離無線通信)も搭載しており、NFCを搭載したXperiaやソニーのBluetoothスピーカーなどにかざすだけで、Bluetoothなどの接続設定をすることなしに、ワイヤレス接続し、様々な機器を通して音楽や写真などを楽しめる「ワンタッチ機能」が利用できる。例えば、Xperia AX内蔵のスピーカーで聞いていた音楽を、ワイヤレスヘッドセットの「MDR-1RBT」やスピーカー「SRS-BTM8」、「SRS-BTV5」などで再生できる。また、Xperia AXで開いていたWebページの情報をVAIO Duo11やVAIO Tap 20に転送し、そのまま同じページを読むことも可能という。
音楽プレーヤーとして「WALKMAN」アプリを搭載するほか、Xperia Tabletと同様にアルバム、ムービーアプリを搭載。ソニーおすすめの音設定を楽しめるClearAudio+も搭載する。カメラは1,300万画素で、暗い場所や逆光などでも自然な明るさの写真が楽しめる「プレミアムおまかせオート」などを搭載する。
IFAにおけるNFC連携のデモ。Xperiaで音楽再生中にSRS-BTV5にかざすとスピーカーから音楽再生できる |
(2012年 10月 1日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]