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ULTRASONE、新しい“顔”となるヘッドフォンPerformance 3機種

Editionシリーズの技術投入。38,000円の「840」など

 タイムロードは、独ULTRASONEの新ラインナップ「Performance」シリーズ3機種を11月中旬に発売する。価格はいずれもオープンプライスで、店頭予想価格は「Performance 880」が6万円前後、「Performance 860」が4万9,000円前後、「Performance 840」が3万8,000円前後。

Performance 880

 「Editionシリーズの構造的な特徴を受け継ぎ、音質や装着感は妥協せず、材質を吟味し、より魅力的な価格設定を実現した」というシリーズで、「Editionシリーズの入門機として2年の歳月をかけて開発した、ウルトラゾーンの新しい“顔”となるモデル」と位置づけられている。

 3機種とも密閉型を採用。edition 8で培った技術を用いたヘッドバンド形状で、トップ部分にはシルバーメタルのロゴプレートを配している。ハウジングは楕円形で、パッドの長径をより広げたことで、頭内定位を解消する独自技術「S-Logic Plus」の効果が強化されてるという。

 ハウジングは90度に回転。自由な装着スタイルに対応でき、スタジオモニターとして使える堅牢性も備えているとする。

 ケーブルは着脱式で、コネクタ部はSignature シリーズと共通。3mのストレートケーブルと、1.2mのリモコン付きケーブルの2本を同梱。標準プラグ変換アダプタや、キャリングケースも付属する。

Performance 880

 ユニットは40mm径のチタンプレイテッド・ドライバーで、振動板のベースはPETフィルム。「声音を正確に再現し、伸びやかな高域により音楽のニュアンスを細部まで表現。低域はパワフルながらも、決して全体に覆いかぶさるような響きでなく、楽器やエフェクトをリアルに再現する」という。

 インピーダンスは32Ω。再生周波数帯域は7Hz~35kHz。出力音圧レベルは94dB。ケーブルを省いた重量は274g。

 ベロアタイプのイヤーパッドがスペアとして付属する。

Performance 880
キャリングケースも付属

Performance 860

 40mm径のゴールドプレイテッド・ドライバーを採用。「リニアリティに優れ、原音に忠実な再生を求めるリスナーに最適」と位置づけられている。

Performance 860

 インピーダンスは32Ω。再生周波数帯域は10Hz~28kHz。出力音圧レベルは94dB。ケーブルを省いた重量は274g。

Performance 840

 40mm径ドライバで、振動板はPETフィルム。「ミュージックなどコンテンポラリーなサウンド指向」のモデルだという。

Performance 860

 インピーダンスは32Ω。再生周波数帯域は10Hz~25kHz。出力音圧レベルは96dB。ケーブルを省いた重量は274g。

(山崎健太郎)