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Google、Amazon、Netflixら7社、Web向け次世代映像配信技術を共同開発

 Google、Amazon、Netflixなど7社の大手インターネット企業は1日(米国時間)、映像コーデックやメディア形式などの次世代映像配信技術を共同で開発するオープンソースプロジェクト「Alliance for Open Media」を立ち上げた。

 参加企業は、Amazon、Cisco、Google、Intel、Microsoft、Mozilla、Netflixの7社。アライアンスの目的は、急成長するインターネット経由の高品質映像等の配信において、技術や経験を持ち寄って対応すること。具体的には、映像配信向けのロイヤリティーフリーかつ相互利用可能なフォーマット確立を目指すという。

 同団体が開発する次世代ビデオフォーマットの概要は以下のとおり。

・相互利用可能なオープンな技術
・Webに最適化
・様々なデバイス/帯域に対応できる
・演算負荷やハードウェア最適化を極力抑える
・最高品質からリアルタイム配信までの対応可能性の確保
・商用/非商用利用や、ユーザー制作コンテンツ(CGC)への対応

 アライアンス参加各社は、Googleが主導するWeb MプロジェクトのVP10、CiscoによるThor、MozillaがDaalaなどのコーデック技術を有しており、これらの成果も新フォーマットで活かしていくという。アライアンスの追加情報や、加入方法は、2015年後半に案内予定。

大手ネット企業など7社が参加

(臼田勤哉)