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HDMI出力をPC/AndroidでフルHD録画できるUSBキャプチャ「デジ造映像版HD」
(2015/9/11 17:05)
プリンストンテクノロジーは、HDMI入力を備え、パソコンやAndroid端末に映像を取り込めるUSBビデオキャプチャユニット「デジ造映像版HD」(PCA-HDAVMP)を、9月18日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は15,556円前後。
WindowsやMac OS搭載のパソコン、USB On-The-Go(OTG)対応のAndroid端末とUSB 2.0で接続するビデオキャプチャ。最大1080pの映像入力に対応するHDMI端子を1系統備え、HDMI出力に対応したスマホ/タブレット端末や、AVCHD対応のビデオカメラなどから出力した映像を取り込める。S映像とコンポジット、アナログ音声(RCA)の入力端子も各1系統備え、VHSデッキや8mmビデオ機器などと接続してデジタルデータに変換して保存できる。
キャプチャユニットからの出力解像度は最大1080pで、フレームレートは30fpsと60fps(720p/480p入力時)。出力フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264。なお、コンテンツ保護された映像は保存できない。
接続した機器の映像表示やキャプチャ(録画)には、付属のソフトウェア「EzRock」を利用する。液晶ディスプレイへのフルスクリーン表示が可能で、好きな場面をスナップショット機能で静止画として保存することも可能。対応OSはWindows 10/8.1/8/7(SP)/Vista(SP2)で、32/64bit両対応。Mac OS X 10.8~10.10にも対応する。
Android端末でのキャプチャ時は付属のケーブルでユニットをつなぎ、専用アプリ「EzRock for Android」を用いて保存する。対応OSはAndroid OS 4.2~5.1。
Windows対応のソフトウェア「PowerDirector 10 DE版」、「MediaEspresso 6.5」も付属。PowerDirector 10 DE版は3モードの編集機能を備え、取り込んだ映像にトランジションやエフェクト、BGMを追加するなどといった作業が可能。DVDに保存することもできる。MediaEspresso 6.5はスマートフォンやPSPなど、さまざまなデバイスに合わせた出力形式で動画ファイルを書き出したり、エンコード後に直接FacebookやYouTubeなどにアップロードする機能も備える。
キャプチャユニットはUSBバスパワーで動作し、消費電力は最大2.5W。ケーブル部を除く外形寸法は86×50.4×17mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約38g。