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iBasso、より快適に「Octa DAC」サウンドを楽しめるAndroidプレーヤー

「DX260MK2」

MUSINは、iBassoのAndroid採用ポータブルオーディオプレーヤー「DX260」のSoCやROM、Androidバージョンをアップデートしたマイナーチェンジモデル「DX260MK2」を、6月27日に発売する。価格はオープンで、市場想定価格は159,390円前後。予約は20日11時から受け付けている。

また限定カラーモデル「DX260MK2(Silver×White)」も、直販サイトにて数量限定で同日発売する。カラー以外のスペックや付属品、市場想定価格などは通常のDX260MK2と同じ。

2024年2月に発売した「DX260」が持つ、8基のDACチップによるサウンドクオリティはそのままに、よりユーザーが快適にフルスペックサウンドを楽しめるようにマイナーチェンジを施した。

SoCは従来モデルのQualcomm製「Snapdragon 660」から「Snapdragon 665」にアップグレード。あわせて4GB LPDDR4Xメモリと、128GB UFSストレージを採用した。

ストレージは従来モデルの64GBから拡張されたほか、eMMCストレージよりも読み込み・書き込みスピードが速いUFSストレージを採用。低消費電力性にも優れ、ソフトウェア制御のメモリのリソースに優先的に電力を供給して、スピーディなデータの読み込み・書き込みと、スムーズなソフトウェア制御で、より快適なオペレーションを実現したという。

OSはAndroid 11からAndroid 13にアップグレードされ、快適な動作と自由なカスタマイズ性を確保。好きなアプリをインストールして、「シームレスなAndroid体験」を楽しめる。

専用の音楽再生アプリ「Mango Player」からサードパーティ製の音楽再生アプリまで、システムレベルで“Non-SRC”機能を利用することで、SRC制限を回避したフルスペックサウンドを体感できるとのこと。

また、音楽再生に特化したLinuxベースのピュアサウンドシステム「Mango OS」も搭載。Wi-FiやBluetoothの干渉なく、EMIを低減したリスニングもできる。

引き続きシーラスロジック製「CS43198」を8基採用したOcta DACアーキテクチャや、ピコ秒レベルの精密制御ができる「FPGA-MASTER 2.0」なども採用。最大768kHz/32bitまでのPCMと、DSD 256のネイティブ再生に対応した。

出力は3.5mm Phone/Lineと、4.4mmバランスPhone/Line。3.5mmの光デジタル出力、USBデジタル出力も備える。最大出力レベルは4.4mmバランス接続時で6Vrms、3.5mmシングルエンド接続時で3Vrms。LINE OUT時は4.4mmバランスが4Vrms、3.5mmシングルエンドが2Vrms。

Bluetooth 5.0に準拠し、コーデックは送信時でSBC、AAC、aptX、aptX HD、受信時でSBC、AACをサポートする。

筐体はアルミニウム合金製、1,080×1,920ドット/5型のタッチディスプレイを搭載した。外形寸法は123×74.5×17.5mm、重さは229g。

限定カラーモデルの「SDX260MK2(Silver×White)」は、メタリックなシルバーカラーのダイヤルとフレーム、透き通るようなホワイトのバックパネルを採用したもので、「DX260MK2を美しく高級感のあるカラーリングに仕上げている」という。

「DX260MK2」の限定カラーモデル「DX260MK2(Silver×White)」