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Beats、「イヤーフックに匹敵する」安定感のイヤフォン「Powerbeats Fit」

「Powerbeats Fit」(スパークオレンジ)

Beatsは、ウィングチップの柔軟性を高め、充電ケースを小型化した完全ワイヤレスイヤフォン「Powerbeats Fit」を、10月2日に発売する。ジェットブラック、グラベルグレイ、スパークオレンジ、パワーピンクの4色展開で、価格は32,800円。

「Beats Fit Pro」の次世代モデル。前モデルから柔軟性が20%向上した、新デザインのウィングチップを採用した。「その安定感はPowerbeats Pro 2のイヤーフックに匹敵し、あらゆるワークアウトに対応する快適な着け心地」だという。

イヤフォンは人間工学に基づき、独自のアコースティックプラットフォームと専用のドライバーを中心に設計。オーディオスペクトラムの全域でバランスのとれたパワフルなBeatsサウンドを実現したという。

パーソナライズされたダイナミックヘッドトラッキングによる空間オーディオも利用可能。イヤフォンの装着状態と密閉度に合わせてサウンドを調整するアダプティブイコライゼーション、不要な音を遮断するアクティブノイズキャンセリング(ANC)、周囲の状況を把握できる外部音取り込みモードも備える。

Apple H1チップを搭載しており、iOSユーザーはデバイスの自動切り替えやオーディオ共有、「Hey Siri」によるハンズフリーコントロール、「探す」機能などをシームレスに利用できる。

Androidユーザーは、Beatsアプリからワンタッチペアリング、カスタマイズ可能なコントロール、バッテリー残量表示、「Beatsを探す」機能、自分に最適なイヤーチップのサイズを判別できる装着状態テストなどが利用できる。

そのほか、オンデバイスコントロールによる楽曲・音量操作、リスニングモード切り替え、着信応答などが可能。ユーザーの声だけを拾うデュアルビームフォーミングマイク、風などの雑音を軽減する内蔵プロセッサにより、高い通話品質も実現した。

イヤフォンはIPX4の耐汗耐水仕様で、雨や雪、暑さの中のハードなワークアウトにも利用できる。さまざまな耳の形とサイズにフィットする4種類のイヤーチップ(XS/S/M/L)が付属する。

充電ケースは前モデルから17%小型化。バッテリー駆動時間はイヤフォン単体最大7時間(ANC/外部音取り込みOFF)、ケース併用で最大30時間。5分の充電で最大1時間使えるFast Fuel機能も備える。

「Powerbeats Fit」(グラベルグレイ)
「Powerbeats Fit」(ジェットブラック)
「Powerbeats Fit」(パワーピンク)