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ブラックマジック、写真編集に対応した動画編集ソフト「DaVinci Resolve 21」
2026年4月14日 11:41
Blackmagic Designは、動画編集ソフト「DaVinci Resolve 21」を発表した。「ハリウッド最先端のカラーツールをスチル写真に適用できる」というフォトページが新登場するほか、AIツール、モーショングラフィックスエフェクト、Fairlightフォルダートラックといった新機能も盛り込まれている。現在、パブリックベータ版が公式サイトで公開されている。
フォトページでは、写真を読み込んで管理し、カラーページと連携してノードベースのグレーディングが可能。プライマリーカラーコレクション、カーブ、クオリファイアー、Power Window、ノードエディターを使用して、プロジェクト全体のカラーを調整できる。DaVinciカラーパネルを使えば、複数のパラメーターを同時に調整することもできる。
フォトページでは、イメージを元のソース解像度およびアスペクト比のままリフレーミングおよびクロッピングすることもできる。すべての調整において元のファイルの品質が完全に維持されるため、画質に影響を与えることなく、いつでも構図を調整可能だという。
LightBoxビューでは、グレーディングが適用されたアルバム全体を一覧で表示。任意の画像を選択してライブでグレーディングを行なうと、その結果がコレクション全体にリアルタイムで反映される。グレーディングの有無、星評価、フラグ、クリップカラーで絞り込みができ、ライブラリをすばやく管理できる。
アルバムを使用することで、コレクションの作成・管理をDaVinciで直接行なえる。撮影日やカメラモデルなど、任意の条件でアルバムを作成でき、タグ付けやRAW設定をまとめて行うことで作業時間を大幅に短縮可能。アルバムは、カラーページ、カットページ、エディットページにタイムラインとして表示され、簡単にアクセスできる。
また、カメラコントロールを使うことで、ソニー製、またはキヤノン製のカメラをDaVinci Resolveにテザリングして、画像をライブでキャプチャーできる。ISO、露出、ホワイトバランスなどのカメラ設定を調整し、ライブビューでモニタリングし、キャプチャープリセットを保存して、撮影前に一貫性のあるルックに固定可能とのこと。画像はアルバムに直接保存される。
人物やコンテンツを瞬時に検索できる「AI IntelliSearch」も搭載する。メディアを分析し、IntelliSearchツールを使用して、特定のオブジェクトや会話に含まれるキーワードを検索できる。個々の顔を検索することも可能。
ブラックマジックのボイスモデル、または自分で用意した音声サンプルを使って、テキストから音声を生成する「AI音声ジェネレーター」も利用可能になった。10秒のクリップからでも独自の音声を生成できるといい、速度やピッチ、抑揚などを調整して、ボイスオーバーやナレーションなどで複数バージョンを作成できる。
そのほかAI機能として、ショットの焦点を調整できる「AI CineFocus」や、しわや顔の丸みなど、加齢による特長を追加・除去して出演者の年齢を変えられる「AIフェイス年齢変換ツール」、動く被写体の顔のパーツの形状や位置を変えられる「AIフェイス形状調整」、肌の自然な質感を維持しつつ、ニキビ、シミ、毛穴などを目立たなくする「AIシミ除去ツール」、スレート(カチンコ)の情報を自動検出する「AIスレートID」なども搭載した。


