東芝、バッテリ内蔵19型REGZAのホワイトモデル

-ピークシフト対応、ワンセグも。実売5万円


新たに発売される「19P2」のホワイトモデル

 東芝は、液晶テレビ「REGZA」のバッテリ内蔵モデル「19P2」にホワイトモデルを追加。11月25日より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は5万円前後。

 「19P2」は、電力使用ピーク時間帯に電力供給をAC電源から内蔵バッテリに切り替えて利用できるピークシフト機能を搭載したことが特徴。ブラックモデルを7月より発売している。

 19型/1,366×768ドットの液晶パネルを搭載。地上デジタルチューナとバッテリを内蔵。約5時間の充電で約3時間のバッテリ駆動が行なえる。リモコンの「ピークシフト」ボタンを押すことで、ACアダプタ給電からバッテリに切り替わり、バッテリで駆動できる。バッテリは取り外し可能で、製品に1個付属するほか、単品での販売(型番:SD-PBP120JD/実売7,000円前後)も行なう。

 バッテリの充電はテレビの電源がOFFの時に行なう。また、「夜間充電モード」により、昼間は充電せずに、電力需要が比較的少ない夜間の時間帯(夜10時から朝9時)だけ充電可能。電力消費のピークを避けてテレビを利用できる。リモコンの「節電」ボタンを押すと、画面の輝度を抑え、画質を自動的に調整して消費電力を約18%削減。通常のバッテリ駆動時間は約3時間だが、節電モード時は約4時間となる。無操作電源OFF機能や、無信号電源OFF機能も搭載。

付属リモコン

 また、ワンセグ受信にも対応。停電時にはアンテナ用ブースターの給電も止まり放送が見られないこともあるが、付属のワンセグ用外部アンテナを利用することで停電時などでもワンセグを視聴できる。バッテリ駆動時のワンセグ視聴時間は約3時間。ワンセグ用アンテナも付属する。

 液晶のバックライトはLEDで、コントラストは1,000:1、視野角は上下170度、左右160度。消費電力は30W(リモコン待機時0.4W)、年間消費電力量は33kWh/年。入力端子はHDMI×1、D4×1、コンポジット×1、アナログ音声×2。ヘッドフォン出力も装備する。外形寸法は45.4×20.4×34.2cm(幅×奥行き×高さ)、重量は5kg。リモコンやバッテリパックなどが付属する。



(2011年 11月 24日)

[AV Watch編集部 中林暁]