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リコーの全天球カメラ「THETA」、動画が最長5分撮影できる新ファーム公開

 リコーは23日、全天球カメラ「THETA」(m15)の新ファームウェア、バージョン1.31を公開した。全天球動画の撮影時間が従来の3分間から最長5分間まで伸びる。これに伴い、iOS/Android向けに提供している連携アプリ「RICOH THETA」もそれぞれバージョンアップしている。

「THETA」(m15)

 ファームウェアの1.31を適用する事で、1回の動画撮影時間が5分になる。さらに、カメラ内に保存できる合計記録時間も、従来の約40分から約60分となる。バージョンアップは「RICOH THETA for Windows」、「RICOH THETA for Mac」から可能。

 アプリの「RICOH THETA」は、iOS版がバージョン1.14.0に、Android版が1.15.0にアップデートされている。Android版は撮影時間に関するアップデートに加え、アプリ内のシングルビュー画面において、前後の全天球イメージへ移動するときに、表示エリアを維持するようになる。

 これらのアップデートは7月7日に「近日公開」と予告していた。撮影した全天球イメージを自由な形にトリミングできるアプリ「THETA+」なども今後提供予定。

(山崎健太郎)