日沼諭史の体当たりばったり!

第45回

現実コースをバーチャル変換。Zwift対抗サイクリングソフト「RGT Cycling」

バーチャルサイクリングソフト「RGT Cycling」を試す

コロナ禍で人気が高まっているインドアサイクリング。なかでも世界中のユーザーとバーチャル空間でサイクリングできる「Zwift」は、ここ数年で大幅にユーザー数を拡大したようだ。かくいう筆者も毎日のようにZwiftを楽しみつつ、健康維持に役立てている。と、そんなところへ、Zwift対抗とでも言うべきバーチャルサイクリングソフト「RGT Cycling」を、フィットネスデバイスメーカーのWahooが買収したというニュースが4月27日に飛び込んできた。

Wahooはインドアサイクリング向けのスマートサイクルトレーナーであるKICKRシリーズで知られ、当然ながらZwiftにも対応している。そんななかで競合となるRGT Cyclingを傘下に置くというのは、端から見ていてもなんだかハラハラする感じ……。なのだが、それより気になるのはこのRGT Cyclingがどんなバーチャルサイクリングソフトなのか、だろう。てなわけで、さっそく試してみることにした。

RGT Cyclingを体験するのに必要な準備と機材

RGT Cyclingは、Wahooが提供するサブスクリプションサービス「Wahoo X」に含まれている、オンラインで世界中のユーザーと走れる3D CGベースのバーチャルサイクリングソフトだ。もともと同社は「Wahoo SYSTM」というトレーニングサービスを展開しており、それとセットにして、買収したRGT Cyclingを「Wahoo X」という新たな枠組みに取り込んだ。なので、Wahoo Xに有償登録することで2つのサービスが使い放題になる。

「Wahoo X」という新たなサブスクで、「RGT Cycling」と「Wahoo SYSTM」の2つのサービスが利用できる

料金は月額14.99ドル(1ドル130円換算で約1,950円)、もしくは年額120ドル(同約1万5,600円)。年額払いは1カ月当たりに換算すると約1,300円だ。Zwiftは今のところ月額1,650円(年額払いはなし)で、月額料金で比較すると円安のせいもあってWahoo Xの方が高くなってしまうが、年額だと少し安価になる。2つのサービスが使えることを考えれば割安とも言えるだろう(Zwiftはサイクリングだけでなくランニングにも対応するので、その意味ではサービス数は同等とも言えるが)。

Wahoo Xは無料でも利用できる。RGT Cyclingについては機能やコンテンツ(走行可能なコースなど)が制限されるとはいえ、サブスク料金を支払うことなく使い続けられるのはありがたいところ。また、有料登録する前に、最初の14日間だけ全機能を利用できる無料体験も可能なので、とりあえずフルに試してから続けるかどうか決めるのもアリだ。

有料会員登録したときと同等の機能を14日間無料体験可能

本体アプリの対応プラットフォームはWindows、macOS、Android、iOS、iPadOS、Apple TV(第4世代以降)。さらに、本体アプリの操作を他のデバイスから行なえるようにするコンパニオンアプリ「RGT Remote」もAndroidとiOS(iPadOS)向けに提供されている。OSを問わず使えるカバー範囲の広さはZwiftと同様で、PC環境において求められる推奨スペックもZwiftと大きくは変わらないようだ。

RGT Remote

それ以外に必要な機材は、BluetoothやANT+で接続可能なインドアバイクや自転車用のセンサー。最低限、(スマートではない)サイクルトレーナーに乗せた自転車と、スピードセンサーとケイデンスセンサーがあれば始められる。RGT Cycling内で行なわれるレースイベントのなかには、スピードセンサーとケイデンスセンサーによる仮想的なパワー値しか得られない環境からの参加を許可しないものもあるため、理想的にはやはりKICKRシリーズのようなスマートサイクルトレーナー(パワーメーター)を用意したい。

スマートサイクルトレーナーがあるとベスト。Zwiftをすでにプレーしているならすぐに試せる

実在の都市やコースを模したフル3D CGの世界を走り回る

本体アプリを起動後、Wahoo Xに登録したアカウントでログインすることになるが、ここでZwiftと異なっているのが、複数のアカウントを簡単に切り替えられること。家族など複数ユーザーが同じ環境でバーチャルサイクリングしたいとき、Zwiftだと起動後にいったんログアウトし、自分のアカウントのID・パスワードを入力してログインする、という手間がかかるが、RGT Cyclingではそれがある程度省略できる。

ログイン画面ではユーザー選択が可能

ログイン後、自分のアバターの見た目を決め、自転車やライディングギアを選択する。自転車の種類などによる特性の違いはなさそうだ。続くホーム画面では、好きなコースを選んで自由に走れる「JUST RIDE」と、他のユーザーや自分が作成したイベントライドに参加する「EVENTS」、指示通りのパワーやケイデンスでトレーニングする「WORKOUTS」の大まかに3種類の機能があり、そこから選択して走り出すことになる。他の楽しみ方もあるが、まずはこれら3つを簡単に紹介していこう。

ホーム画面には「JUST RIDE」「EVENTS」「WORKOUTS」という大きく分けて3つの機能がある
まずは左側の「MENU」から各種設定を
メニューの「EQUIPMENT」で、仮想空間で操るアバターや自転車、ギアを選択
センサー類の接続はメニューの「SENSORS」から。ちなみに「TRAINER DIFFICULTY」はデフォルトで「100%」。Zwiftは50%がデフォルトだ。坂道で負荷が極端に高くなることを避けたいなら低めに調整しておきたい

「JUST RIDE」では、2022年4月現在、距離や獲得標高が異なる計12コースが用意されている。そのうち2コースは無料会員も走れるコースで、他10コースは有料会員用だ。いずれも実在する都市や風景、コースを3D CGで再現したもので、仮想的に世界中のサイクリングコースを走り回れるようになっている。

「JUST RIDE」のコース選択画面

ただ、この画面ではコースの景色のイメージがサムネイル表示されているだけで、どんなコースなのかはあまりピンとこない。Zwiftのようにマップやルートが見えるわけでもないので、最初のうちはとにかく走ってどんな雰囲気か確認するしかないだろう。また、12あるコースはすべて1つ1つ独立していて、ルートとしても1種類の決まったものになっている。走行開始後に手動操作で逆走はできるが、Zwiftのように1つの大きなワールド内にいくつも設定されたルートを選びながら走る、みたいな作りにはなっていないので、走り方の自由度は低めだ。

コースを選ぶと1周あたりの距離や獲得標高、勾配などがわかるが、マップのようなわかりやすいガイドはない

次の「EVENTS」は、大勢が同時に走るレースやグループライドなど、オンラインイベントの予定を見つけて走るもの。自分でそれらのイベントを作成して参加者を募ったりもできる。決まった時刻に一斉スタートとなる通常のレースはもちろん、順次スタートとなるタイムトライアルのイベントも作成可能で、RGT Cycling上に予定表示するパブリックなイベントも、特定の人しか参加できないプライベートなイベントも開ける。このあたりもほぼZwiftと同じだろう。

「EVENTS」では予定されているパブリックなイベントを一覧可能

1つユニークな点としては、「ELIMINATION MODE」という設定があること。コースを何周もするようなレースで、1周から数周ごとに下位のライダーから切り捨てていく「勝ち抜き式」のレースを開催できるのだ。速さだけでなく駆け引きも必要になってくることから、よりエキサイティングなオンラインレースが楽しめるのではないだろうか。

イベント作成はWebサイト上から
レースとグループライドの2種類から選択
コース選択し、詳細を設定。勝ち抜き式の「ELIMINATION MODE」も設定できる

3つ目の「WORKOUTS」は、画面に指示される通りのパワーやケイデンスで走ることで、効果的に負荷をかけてトレーニングするモードだ。72種類のワークアウトが用意されており、無料ユーザーが利用できるものも10種類ある。ワークアウトの種類としては豊富だが、走るコースは1種類に固定されているので、飽きがくるのは早そうな感じではある。

72種類のバリエーションがある「WORKOUTS」
ワークアウトには特定のコースのみが使われる。ちなみにワークアウトを中断すれば自由に走れるので、無料ユーザーでも実質3つのコースを好きなだけ走れることに

Zwiftの不満点を巧みにクリア。実走感が伝わってくる

第三者視点のライド画面

肝心のライド体験はどうだろうか。画面デザインはモダンで、パワー、ケイデンス、走行距離や勾配、近くを走っている他ユーザーとの差など、大量の情報がきれいに整理されている。各種情報ウィンドウは個別にいつでもオンオフしてカスタマイズ可。カメラの視点は第三者視点、主観視点、俯瞰視点など複数から切り替えることが可能で、Zwiftよりパターンは少ないが必要十分だ。デフォルトの第三者視点だと勾配がややわかりにくく感じるので、本気で頑張るときは主観視点でプレーしたくなるかもしれない。

主観視点
ドローン視点
並走視点
レース中継風視点
メニューから設定画面の呼び出しやライドの終了などの操作ができる

ZwiftにはないRGT Cyclingの優れたところを挙げると、個人的に一番うれしかったのがドラフティングの効果がわかること。ドラフティングはクルマでいうところのスリップストリームみたいなもので、前走者に近づくほど空気抵抗が減り、少ないパワーで走ることができる。ドラフティングの効果が発揮されているときはパワー表示やパワー推移グラフが赤くなり、どれだけ力をセーブしながら走れているのかが数値で見える。どこに位置取りすればどれくらい足を休められるかがわかるのは、意外と便利だ。

ドラフティングの効果が得られているときは、画面左上のパワー表示などが赤くなる。節約できているパワーも数値で表示

コース途中にはスプリント区間もあって、その区間がいつ始まり、いつ終わるのか把握しやすいように画面表示されるのも気が利いている。スプリント区間に近づくとスタート地点までの距離とともに予告され、コース全体の勾配を表示しているところでも色分けされる。Zwiftだと唐突にスプリント区間が始まるうえに具体的な距離もわからないので、記録を狙うなら加速タイミングも考えられるようコースを頭に叩き込んでおく必要がある。が、RGT Cyclingの場合は覚えていなくてもしっかり心構えができるわけだ。

スプリント区間が近づくと事前に予告
スプリントのスタート地点
画面右上(場合によっては画面下部)に表示されている勾配表示のところでもスプリント区間が色分けされる

もっと細かいところについて言うと、速度と勾配が小数点以下1桁までわかるところもなにげにうれしい。それと、どれくらい頑張ったかの指標になるTSS(トレーニング・ストレス・スコア)がリアルタイムで表示されるのもいい。TSSを目安に1日のトレーニング量を決めている人もいるはずで、やめ時がはっきりわかるのはありがたい部分だ。もう1つ付け加えると、他のユーザーとテキストチャットできる機能もあり、問題なく日本語も扱える(今は改善されているが、Zwiftはわりと最近までチャットの日本語表示にひどい不具合があった)。

画面右上隅にさりげなくTSSが表示されている

グラフィックも完成度の高さを感じる。エンジンにUnityを採用している(Zwiftは独自エンジンとされている)ことと、おそらくテクスチャーの作り方の違いからそう感じるのだと思うが、Zwiftはどちらかというとデフォルメされたポップなものであるのに対し、RGT Cyclingはリアリティ寄り。正直、どちらが上ということはなく、ユーザーの好みによって評価は左右されそうだが、RGT Cyclingはアバターの挙動も凝っており、コーナリング時にしっかり車体を傾けるところも含め、実走感が伝わってくる。主観視点だとコーナーで風景が傾くし、急なコーナーだと(画面上では)ペダリングを止める仕草も見えて、こだわりが感じられる。

コーナリング時の車体の傾け方はZwiftより大胆、というかリアルっぽい
主観視点にすると風景が傾く

また、勾配に応じてスマートサイクルトレーナーの負荷が変わるタイミングが機敏で、それが実走感をさらに高めているようにも思う(筆者の環境だと、Zwiftでは勾配に入ってから負荷が変化するまで、ワンテンポからツーテンポの遅延がある)。Zwiftでなんとなく不満だった部分を、RGT Cyclingはことごとくカバーしていて好印象だ。

しかし、全体にリアリティはあっても、風景に活気が感じられないのがもったいない。動的なオブジェは時々見かける沿道の観衆や突然降り出す雨、あとは風に揺れる路傍の草くらいで、他に目を引く動きは全くないから、しばらく走ると単調さを感じるようになってくる。Zwiftだと動物が追いかけっこしていたり、鳥が飛んでいたり、恐竜が闊歩していたり、森のクマさんが樹上のハチミツを取るのに四苦八苦していたり、Zwiftロゴの着ぐるみが飛び跳ねていたりする。そういうギミックはバーチャルサイクリングに不可欠な要素というわけではないと思うが、世界全体が活気にあふれていて、それが長く走っていても飽きのこない要因にもなっている。

動いているオブジェは沿道の観衆くらい。通過するときに歓声も聞こえる
時々雨も降る

Zwiftの世界のポップさは必ずしも万人受けするものではないと思うけれども、継続性を高める仕掛けとしてはかなり効果的に働いていたのだな、とRGT Cyclingの寂しさを見て改めて気付いた次第。また、スマートフォンで使うコンパニオンアプリ「RGT Remote」の機能や操作性についてもまだ十分とは言えない。本体アプリの操作補助がメインで、走行ステータスなどの情報はほぼゼロだし、地図を表示する機能もない。メニュー的にシンプルに並んだ文字だけのボタンも、室内サイクリングとはいえ走行しながら操作するのはやや厳しめ。このあたり、改善の余地は大いにありそうだ。

「RGT Remote」の画面。本体アプリの操作に特化していて、情報表示は少ない
シンプルな文字だけのボタンが並ぶ。走りながらボタンを視認して操作するのは、室内とはいえちょっとつらい

現実世界のコースをバーチャル化できる「MAGIC ROADS」

そんな風にいいところ、改善してほしいところがありつつも、RGT Cyclingならではの抜群に面白い機能もある。「MENU」にある「MAGIC ROADS」という機能だ。これは何かというと、実際に自転車で走るなどして収集したGPSデータをもとに3D CGでコースを再現し、走れるというもの。いつものサイクリングコースのGPSデータがあれば、外に出ることなく同じコースを自宅にいながらにして走れてしまうわけだ。

「MAGIC ROADS」では、他のユーザーがGPSデータをもとに3D変換したコースを検索して走ったり、自分で新たにコースを作るのも可

手順としては、運営元が用意している所定のメールアドレス宛に拡張子GPXのGPSログデータを添付して送信し、数分間待つだけ。処理が完了すると運営元からメールが届き、MAGIC ROADSの画面内に概要が表示されるようになる。「QUICK RIDE」で試走もできるし、そのコースを使ったイベントを作成してみんなで走ることも可能だ。

準備は所定のメールアドレス宛にGPXデータを送信するだけ
数分待つと変換が完了したという通知メールが届く。添付ファイルの拡張子を除いた名前がコース名になる
再びMAGIC ROADSの画面に行くと変換したデータの概要が表示されている。違うものが表示されているときは検索するとよい

ただし、再現されるのはGPSの位置情報から生成したルートと、そこから分析した標高のみのようだ。生成されたものをイベントのコースとして使用するときは、景色のテンプレートとしてあらかじめ用意された2種類から選ぶことができ、多少の雰囲気づけができるようにはなっている。が、走行した場所の街並みや景色がそっくりに再現されることはまずない。

生成されたコースをイベントで設定して、ボットたちと走行。風景は全く違うが、ルートや勾配の感じは現実そっくり

それでも、自分が一度走ったことのあるルートをバーチャルで改めて走ってみると、「ああ、たしかにそうそう、こんな感じ」という気持ちになる。元のデータにノイズ的なものが含まれていると、ときどき捲れた道路に遭遇したり、アバターが細かく右往左往するルートになったりするので、あらかじめデータを整形しておいた方が良さそうな気もするが、こういった身近なコースを仮想的に走るのは、架空のコースや外国の知らない街より面白かったりもする。

データにノイズ的なものが含まれているとバグったところもできてしまうが、ご愛敬
よみうりランドV通りの坂入口。まさにこんな感じ
あの坂のキツさを完璧に思い出す

コロナ禍で友人らとサイクリングする機会が減っている、という人もいるかもしれないが、あらかじめ一緒に走りたいコースのGPSデータを収集しておけば、気軽に誘ってリアルに近い感覚でバーチャルサイクリングを楽しめるだろう。あるいは、自転車レースイベントのコースのGPSデータがあれば、そのレースシミュレーションにも活用できるはずだ。

Zwift上では、以前「ツール・ド・フランス」や「Mt.富士ヒルクライム」をバーチャル開催したこともあるが、いずれも既存のコースで代用した実際のコースとは似ても似つかないものだった。RGT Cyclingでは、少なくともコースや勾配を現実の地形に限りなく近いものに再現することが容易なので、もし大会主催者が公式に関わる形で風景データなども作り込むことができれば、見た目にもリアルなオンラインレースが低コストで実現できるかもしれない。その意味でこのMAGIC ROADという機能には大きな可能性を感じるところだ。

鍵はMAGIC ROADか。長く楽しめる魅力あるコンテンツがほしい

サブスク料金はまあまあリーズナブル。なのに完成度はきちんと高い正統派3D CGバーチャルサイクリングソフトということで、RGT CyclingはZwift対抗として今最もポテンシャルの高いサービスのように思う。アイテムをゲットして一時的にパワーアップしたりするようなゲームらしい要素も排除していて、ストイックに走りたいサイクリスト向け、というイメージが強いのも個性と言えるだろう。

ただ、Zwiftの細かな不満点を解消しているのはいいとしても、それ以外の風景の活気のなさなど、バーチャル空間を走るのが楽しみに感じる要素が少ないのは、長く使い続けることが重要なフィットネスサービスとしては大きな課題だ。ユーザー数はまだZwiftには及ばないため、イベント開催数も少なく、毎日続けるモチベーションにつながりにくそうなのも気になる。

鍵となるのはMAGIC ROADだろうか。ノイズデータがあっても走行時に違和感のないよう変換するといった改善は欲しいが、自治体や大会組織などとのコラボレーションで他のサービスにない「リアルさ」を打ち出すなど、この機能を活かしたコンテンツをユーザーにわかりやすく提案できれば、Zwiftを脅かす存在になるかもしれない。バーチャルサイクリングという狭い分野で一強の状態が続いてしまうと、料金の大幅な値上げにつながるなど、長い目で見てユーザーの不利益が生まれる可能性もある。その意味でも、Zwiftの良きライバルとなるよう今後の成長に期待したい。

日沼諭史

Web媒体記者、IT系広告代理店などを経て、フリーランスのライターとして執筆・編集業を営む。AV機器、モバイル機器、IoT機器のほか、オンラインサービス、エンタープライズ向けソリューション、オートバイを含むオートモーティブ分野から旅行まで、幅広いジャンルで活動中。著書に「できるGoProスタート→活用 完全ガイド」(インプレス)、「はじめての今さら聞けないGoPro入門」(秀和システム)、「今すぐ使えるかんたんPLUS+Androidアプリ 完全大事典」シリーズ(技術評論社)など。Footprint Technologies株式会社 代表取締役。