西田宗千佳のRandomTracking
第483回
プレイステーション 5「開封の儀」
2020年10月27日 21:00
11月12日、PlayStation 5が日本でも発売になる。生産数の問題か、発売初日の入手はなかなか厳しい戦いになっているが、筆者の元にレビュー機材が一足先に届いたので、まずは「開封の儀」をお届けしよう。
実際の使用状況、快適さなどについては、今日の時点では公開することができないので、また後日改めてお届けするとして、本日のところは、製品の構成を見ていただきたい。
なお、今回貸し出しを受けたのは本体のみ。カメラやメディアリモコン、ヘッドフォンといった周辺機器については触れないので、その点ご容赦を。
パッケージはやはりかなり大型
今回評価用に貸し出されたのは、UHD BDを内蔵したバージョン。光学ディスクドライブを内蔵しない「Digital Edition」もあるが、そちらとの違いは、光学ディスクドライブの有無だけである。そのため、パッケージの文言などは多少違う可能性もあるのだが、基本的なパッケージサイズや同梱品などにさほど違いはない、と理解していただいて構わない。
まず感じたのは、まあ、やっぱり大きくて重いこと。PS5本体の重量は約4.5kg(Digtal Editionは約3.9kg)と公表されているので、パッケージもずっしり重い。重量だけで言えば、2006年発売の初代PlayStation 3が約5kgあったのでそれよりは軽いのだが、ボディが大きめなので、パッケージも相応に大きい。受け取って撮影場所へ移動するのもなかなか大変だった。店頭で購入される方は、移動には気をつけていただきたい。
シンプルなパッケージ。PS4より奥行きは減ったが高さは増えた
パッケージの中身はというと、意外なほどシンプル。PS5本体にコントローラーであるDualSenseが1つ、本体スタンドに電源ケーブル(いわゆるメガネ型)、HDMIケーブル、それにコントローラー用のUSB Type-A to Type-Cケーブルが1本。あとはちょっとしたマニュアル類である。一部の袋を除き、樹脂類は少なめのパッケージだ。
本体を設置する際には、まずスタンドをつける。これは以前公開された「公式分解動画」でも説明された通り、縦置きでも横置きでも使えるもの。本体後ろ側に爪を引っ掛け、下に敷くようなイメージで取り付ける。
本体正面には、細い線のような形状の電源ボタンとディスクイジェクトボタンがあり、中央にUSB Type-C端子が一つ、USB Type-A端子が一つある。同梱のケーブルの関係から、DualSenseは主にUSB Type-Aにつなぐことになると思われるが、別にUSB Type-C to Type-Cのケーブルでつないでも問題なさそうだ。
背面には、電源・HDMI・LAN端子・USB×2つが並んでいる。とてもシンプルで、迷いようのない構成だ。
ディスクドライブは縦置きでは右側、横置きでは下側に配置される。横置きだと少し入れにくそうだが、スロットイン式であり、慣れれば特に問題はないだろう。
では電源を……といいたいところだが、今回はここまで。次のレポートをお待ちいただきたい。